【カゲプロ】あやまちの果てに

part 3【夢主視点】 ページ4

リビングには裏切り者のメカクシ団が一人をのぞきそろっていた。

キド「お！おはよう！A！！！」
　
「おはよう！キド！」
(うるさい) ←心の声

カノ「ん！Aちゃん！おはよ〜。」
　
「カノ！おはよう。」
(黙って)

コノハ「A・・・おはよう・・・」

「コノハ？眠そうだね。」
(もうやめて)

モモ「ねぇねぇ、聞いてぇ〜Aちゃん。ヒビヤ君がねぇ〜」

「モモどうしたのお〜？」
(何も聞きたくない)

ヒビヤ「おばさんうるさいよ・・・。」

「ヒビヤ・・・おばさんって・・・」
(私にかまわないで)

マリー「あーAちゃん。お茶どうぞ！」

「わー！マリー、ありがとー。」
(こんなのいらない)

シンタロー「あぁ、Aおはよう・・・」

「シンタロー。おはよう。」
(どっかいって)

いつもと同じ最悪の朝・・・メカクシ団のみんなは私の本当の気持ちも知らないで、声をかけてくる。私はすごくうんざりしていた。
するとまたリビングのドアが開いた。

アン「みなさん！おはようございます！！！」

キド カノ コノハ モモ ヒビヤ マリー シンタロー「おはよう。」

アンが満面の笑みであいさつすると、みんながあいさつを返した。そしてそのままアンは私の近くまで来てまた挨拶をした。

アン「おはよう。Aちゃん！」

「おはよう。アン。」
(お前なんかいなくなればいいのに・・・)

こいつはセトを裏切った本人なのに、笑顔であいさつをしてくるところなどが
本当に腹が立つ・・・外ではいくら笑顔でも私の心の中ではグルグルと負の感情が渦巻いていた。
しかし今日でこいつの・・・いやメカクシ団のウザイ笑顔を見ないで済むと思うと心がすっと軽くなった。
よし・・・早く復讐を始めてしまおう・・・私は一人黒い笑みを浮かべた・・・

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