part 15【夢主視点】 ページ16
私がセトとの思い出に浸っていたころ。現実の世界では誰かがドアを叩いた。
トントントン
「は！はい。今開けるね。」
ガチャ
私は少しだけ開いたドアから顔を出した。そこにはシンタローが立っていた。予想はしていたがあくまでも驚いたように振る舞った。
「あーシンタローか！誰かと思った〜」
シンタロー「いや・・・物音ひとつしなかったから、心配になってな。」
どうやらシンタローはすぐに帰りそうになかったので部屋から出て話をすることにした。ずっとドアからのぞいて話をするのも不自然だし、かといって部屋に招いてしまってはもうほとんど荷物がないことを不審に思われてしまうと思ったからだ。
「ははは・・・ちょっとボーっとしてた。」
シンタロー「そうか。でも・・・お前今日なんか変だぞ？」
「えー。私いつもと一緒だよ！シンタローは心配性すぎるよ！」
私は笑顔で受け答えをするものの、内心ではイライラしていた。しかしそんなことは知らずに、シンタローは私のげきりんに触れるようなことを軽々と発してきた。
「ならいいんだけどよ・・・なんか悩んでることがあったら俺に相談しろよ！なんて言ったて俺た ち仲間なんだかｒ・・・
A「大丈夫！私、用意してくるから！！！」
バタン
私は怒りに任せてドアを閉めた。私はシンタローに対する怒りにハアハア息があがっていた。シンタローは気安く私のことを『仲間』と呼んだ。セトを裏切り、見捨てたあいつらと私が仲間？そんなことあるはずがない・・・あんな糞みたいな連中と一緒にされたくはない！
「もっと苦しめばいいんだ・・・」
もうあの口から仲間なんて・・・言えないようにしてやる・・・
・
・
その時私は、尽きることのない怒りに飲まれてしまった気がした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エネ「ご主人酷い言われようですね・・・ｗｗｗｗ」
シンタロー「ほんとだよ！」
ごめんね・・・悪いのはアン(←悪女)なのにね・・・
アン「わ！私！？」
大好きなシンタローが罵られる回はこれくらいにしておきましょう！
By赤子猫
part 16【アン視点】→←part 14【シンタロー視点】
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鈴錬 - 私もシンタロー大好きです^_^だからシンタローとアンをくっつけないでください！ (2018年2月2日 21時) (
レス) id: d592630e70 (このIDを非表示/違反報告)
雫(プロフ) - 続き凄い気になります！更新お願いします！ (2017年7月22日 22時) (レス) id: dff1be80f7 (このIDを非表示/違反報告)
忘れな草餅(プロフ) - 続けてください！！！ (2017年6月4日 20時) (レス) id: 9cfa8a3d25 (このIDを非表示/違反報告)
カノ - 僕を撃っておいて終わるなんて言わないよねぇ？ (2017年4月19日 20時) (レス) id: ee3c35c66c (このIDを非表示/違反報告)
鏡音羅美(プロフ) - 続きが気になります！！ (2017年4月6日 17時) (レス) id: b7a61aa2ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤子猫 | 作成日時：2014年10月31日 18時
