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新米村長 ページ8

三年前

リコ「お兄ちゃーんっ!」
 リコは走りながらある場所へと向かった。そこは墓。村人達は死ぬとここに埋められていく。その中をリコは走っていた。そしてそれらの中でも特に立派な墓の前に彼はいた。
イフ「おかえり、リコ。どうだったか?」
リコ「うん、見て見て!!やったよ、受かったよっ!!!」
 リコは誇らしげに一級召喚士の合格証書を見せた。
イフ「凄いなあ、リコ。兄ちゃんは嬉しいぞっ!!よし、なら早く帰ってお祝いしないとなっ!」
リコ「うんっ!!」
 彼等は墓地を後にした。彼が立っていた目の前にあった立派な墓は歴代村長達の墓だ。一番最初に入ったのは前村長の曾曾お祖父さん、つまりイフは六代目村長ということだ。
 そう、あれからイフは村長となった。彼は小さい頃から村長の下で様々な知識を貰っていた。故に彼は村長の仕事をこなしていた。正確に言えば手が回らない所は村長の娘とイフリートに頼んでいたのだが。
サリア「ちょっといいですか?」
 イフとリコが家に入る直前、前村長の孫娘であるサリアが彼等の元へ現れた。
イフ「どうしたっすか?」
サリア「はい、それが森の中に子供達が入って行ってしまって……」
 消え入るような声で話した。
イフ「マジっすか!?リコ、お前は大人に報告、サリア、イフリートは今すぐ子供達を探しに行くっすよ!!」
 イフは焦りながらも的確に指揮を入れる。
リコ「うんっ!!」
サリア「は、はいっ!」
イフリート「分かりました」
 そして、これが罠だったということに気付いていたのは……罠を張った奴らのみだった……

崩れ崩れ絶望する(前編)→←リコ



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遡久野(プロフ) - うむ。ものすごく面白かった。一応続き楽しみにしてるからなぁっ?! (2015年12月26日 1時) (レス) id: dfc3f4d26e (このIDを非表示/違反報告)
アカ(プロフ) - 虎紅さん» ありがとうございます。たまにはホームページにでも遊びに来て下さいね……? (2015年12月20日 19時) (レス) id: 88c7bc21b1 (このIDを非表示/違反報告)
虎紅 - イッフゥゥゥン!!最近光ノ来れてなくてごめん!!久々にみたけど面白かったよ!! (2015年12月19日 12時) (レス) id: 13f5557f4b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白ったです^^続き楽しみにしてまーす。 (2015年2月3日 18時) (レス) id: 5b124350dd (このIDを非表示/違反報告)
星野 鈴 - 最高です!!☆ヽ(最´∀`高)ノ★更新頑張ってください!! (2014年12月12日 19時) (レス) id: fee17f8af9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤褐色 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2014年11月7日 17時

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