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影は闇へと1 ページ36

イフ「……」

イフは辟易していた。依然として彼への周囲の行動は変わらず、どころか中・下級生は彼を祭り上げて革命を起こそうとしている。

アラン「あの……」

イフはギロリと声をかけてきた相手を睨む。「ヒッ!?」と縮こまれる彼を見てイフは、

イフ「ああ、あんたか」

と言って欠伸を一つ。アランは生徒会の一人だ。イフが108人抜きをした時、残っていた三人の一人である。

アラン「え、えっと……生徒会長が呼んでるんだけど……」

イフ「そうかい」

イフはアランに続いて生徒会室へと向かう。

虎音「待っていたわ、イフ君」

妖艶な笑みを浮かべる彼女こそ生徒会長の虎音。ドSの中のドSらしい。

イフ「んで、なんすか?」

虎音「あら、聡明な君なら察してるんじゃなくて?」

イフは少し首を傾げる。

イフ「この事態を収拾できないから俺に協力しろと?」

虎音「ほら、分かってる」

虎音が微笑むとイフはムッとする。なんだか馬鹿にされてるように感じたのだろう。

イフ「そういうのは苦手なんだよ。第一自分たちに任せろ言ったのにそれはないんじゃないか?」

虎音「ちょっと私達の手には負えない問題でね……。ああ、逆らったらアラン君が私の椅子になるわよ?」

イフ「めんどい」

アラン「ちょっと、イフ君!?」

うろたえるアランを虎音は容赦なく四つん這いにしてその上へ乗っかった。

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遡久野(プロフ) - うむ。ものすごく面白かった。一応続き楽しみにしてるからなぁっ?! (2015年12月26日 1時) (レス) id: dfc3f4d26e (このIDを非表示/違反報告)
アカ(プロフ) - 虎紅さん» ありがとうございます。たまにはホームページにでも遊びに来て下さいね……? (2015年12月20日 19時) (レス) id: 88c7bc21b1 (このIDを非表示/違反報告)
虎紅 - イッフゥゥゥン!!最近光ノ来れてなくてごめん!!久々にみたけど面白かったよ!! (2015年12月19日 12時) (レス) id: 13f5557f4b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白ったです^^続き楽しみにしてまーす。 (2015年2月3日 18時) (レス) id: 5b124350dd (このIDを非表示/違反報告)
星野 鈴 - 最高です!!☆ヽ(最´∀`高)ノ★更新頑張ってください!! (2014年12月12日 19時) (レス) id: fee17f8af9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤褐色 x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2014年11月7日 17時

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