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49話 ページ50

大阪へ向かうビートルの中、灰原はパソコン上で炭化した紙の画像を拡大鮮明化し様々な波長の光線で解析した


哀「ここだけかろうじて読めるようになったけど…」


後部席の服部と和葉がパソコンの画面をのぞきこむと、《SENSHU》という文字が復元されていた


服部「センシュ…最後は何や?」


和葉「イージス艦に関係あるんやったら、船の船首のことなんとちがう?」


赤信号で車をとめた博士もパソコンの画面を見る


博士「最後の文字は<士>かのぉ?」


哀「<士>じゃなくて何かのマークかも…」


和葉「船関係なら錨とか」


服部「違う。錨のマークは下のパーツが長い……こら、どっちかゆーたら矢印やな」


博士「矢印ってことは」


和葉「空を見上げろちゅーてんのとちゃうん?」


和葉が上を指差した


服部「空…和葉!お前っ今ええこと言うた!!」


和葉の両肩をガバッと掴む


和葉「えっ…ええこと?」


和葉の顔が途端に赤くなった


服部「阿笠博士!センシュ空港や!」


博士「なんじゃと?」


服部「これは碇でも矢印でもない!飛行機や!」


和葉「飛行機…?」


和葉がノートパソコンをのぞき込む
博士と灰原と洸揮は平次の言葉にピンときた


博士「なるほど、それで泉州空港か!」


哀「またの名を関西国際空港」


服部「関空は一時、泉州空港と呼ばれていた」


服部は携帯を取りだし、大滝警部に電話をかけた




コナンと昴と勇気はミーティングルームで七海達に事情を話していた


コナン「出港前の舞鶴港でお父さんがいなくなって、それで知らないおじさんとこの船に乗ったんだって」


勇気「言う通りにしないと、お父さんを殺すって…」


コナンの隣に座っていた勇気は泣きそうな顔で話した


七海「訓練中、CICにいなかった男ね?」


七海がたずねると、勇気とコナンと昴は頷いた
七海は隣の井上を見た


井上「その男はきっと、艦長室で訓練のデータを盗んでいたんです」


佐藤「つまり、その男が"X"…そのおじさんの顔、覚えてる?」


関口「ずっと一緒だったんだ、覚えてるよね?捜査に協力してくれないかな?」


コナン「僕がするよ。スパイの顔、覚えてるから」


昴「僕も覚えているのでご協力します」


佐藤「そうですか。では沖矢さんとコナンくん、協力して下さいね」

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Sorimachi(プロフ) - あいかさん» ありがとう!頑張ります! (2017年10月7日 19時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きをまた、読んでみたいので、更新頑張って!! (2017年10月7日 19時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi - あいかさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年10月2日 19時) (レス) id: 98b9629071 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめまして!あいかといいます! この小説の続きがかなり気になるので更新最後まで諦めずに頑張ってください!!! (2017年10月2日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月1日 19時

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