38話 ページ39
「「(つまり笹浦さんはイージス艦の情報を一度ネットのクラウドサービスに保存し、後でそれを携帯のデータカードにコピーしたってことか。でも、イージス艦の情報を民間のクラウドサービスに保存するなんて、笹浦さんは何故そんなことを…)」」
コナン「博士。そのクラウドから笹浦さんのIDでイージス艦のデータを艦長室に送ってくれる?」
博士《しかし……》
昴「大丈夫です。さっき触ったのでアドレスを覚えてます。ボウヤが」
コナン「俺がね」
博士《わかった。パスワードの解析が済み次第、送信しよ》
「「頼む/お願いします」」
コナンが通信を切って、すぐに犯人追跡メガネの盗聴マイクをオンにした
小五郎《京都府警の方たちには来て早々申し訳ありませんが、捜査の結果を教えていただきたい》
綾小路《もちろんです。艦長はん。ここに来る前、笹浦はんが殺されるまでの足取りを調べさせてもらいました》
車折《笹浦はんが今朝五時半頃、舞鶴港の崖の上で日の丸の旗を振ってんのを、観光船の職員が目撃してます》
立石《何で笹浦一尉がそんなことを……》
綾小路《それはわからしませんが……一番気になる足取りは昨日です》
綾小路《笹浦はんは海自の若狭基地で、あなたの取り調べを受けてはりますね。関口はん?》
トイレの個室で艦長室の話を盗聴していたコナンと昴は新たな事実に驚いた
綾小路《笹浦はんを取り調べた理由は何なんどす?》
綾小路の声が聞こえてきて、コナンと昴は盗聴器にじっと耳を傾けた
関口《そ、それは……》
小五郎《また隠し事かよ》
小五郎がチッと舌打ちをする
井上《藤井一佐。同じ海自の我々にも言えないことですか?》
七海《防衛省の承諾を得てからでないと……》
小五郎《いい加減にしろよ!笹浦さんは殺されてるんだぞ!彼はあんたらの仲間なんだろ!?その仲間が___》
七海《あんな男、仲間じゃない!》
七海が思わず口走り、小五郎はきょとんと目を丸くした
目暮《聞き捨てなりませんなぁ》目暮が険しい眼差しを向ける
すると___パソコンの前に立っていた立石艦長が画面を見て「これはッ……」と息をのんだ
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Sorimachi(プロフ) - あいかさん» ありがとう!頑張ります! (2017年10月7日 19時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きをまた、読んでみたいので、更新頑張って!! (2017年10月7日 19時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi - あいかさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年10月2日 19時) (レス) id: 98b9629071 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめまして!あいかといいます! この小説の続きがかなり気になるので更新最後まで諦めずに頑張ってください!!! (2017年10月2日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月1日 19時