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22話 ページ23

「うわぁーっ!」


突然、チェーンの向こうから男の悲鳴が聞こえてきた


『何?今の声……』


昴はチェーンを跨いで、コナンは一緒にチェーンをくぐって奥へと走っていった


『ちょっと、昴さん!コナン君!そっちは入っちゃっ……(って、もう行ってるし)』


Aは呼び止めようとしたがもう先に行っていたので、Aもチェーンを飛び越えて2人を追いかけた


『ったく……2人ともちょっと待って!』


階段を降りるコナンと昴をAが追いかけていくと、一人の隊員が「どうした?何が起こった!?」と目の前の通路を駆けていった

コナンと昴とAは階段の一番下で立ち止まり、隊員が入っていった部屋をのぞいた

部屋には三人の隊員がいて、青ざめた顔でシートをかけた台を囲んでいた


「沢村さん……」


「大変な物を吸い込んでしまって……」


沢村「大変な物……?」


隊員が台のシートを外すと___載っていたのは人間の左腕だった!


『あっ!』


Aが思わず声を上げ、沢村が振り返る


沢村「君たち、ここは立ち入り禁止だぞ!」


『す、すみません、トイレに行く途中で迷ってしまって……』


「あれは人間の腕……」


コナンと昴は台の上の左腕を凝視した
その左腕は自衛隊の制服をまとい、階級章がついている

コナンと昴の視線に気づいた隊員は慌てて左腕にシートをかけた

沢村は隊員たちを振り返り「とにかくおまえたちはこのことを艦長に報告するんだ」と指示した


沢村「オレたちはこの子たちを井上航海長のところに連れて行く」


「了解です」


沢村たちが話している後ろで、昴は「Aさん」とAを見た


昴「とりあえず、毛利さんに伝えましょう」


『そうだね』


Aはうなずいて「あの……」と沢村に声をかけた


『私の知り合いに相談してみてはいかがでしょうか?』


沢村「え?」


『あの台に乗っていたの、人の腕ですよね?』


沢村「そ、それは……」


沢村が返事に困っていると、Aはポケットから甲板で拾った小五郎の金ピカ名刺を取り出した


『私の知り合いの父、毛利小五郎なんです…ご存知ありませんか?名探偵の《眠りの小五郎》を……』


Aが沢村と話している隙にコナンと昴は人気のない通路へ移動し、腕時計型衛星電話で服部平次に連絡を取った

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Sorimachi(プロフ) - あいかさん» ありがとう!頑張ります! (2017年10月7日 19時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きをまた、読んでみたいので、更新頑張って!! (2017年10月7日 19時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi - あいかさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年10月2日 19時) (レス) id: 98b9629071 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめまして!あいかといいます! この小説の続きがかなり気になるので更新最後まで諦めずに頑張ってください!!! (2017年10月2日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月1日 19時

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