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13話 ページ14

歩美「うん」

元太「今の揺れスゲーな」

光彦「カッコよかったですね」


昴「Aさん、大丈夫ですか?」


『う、うん……昴さんのおかげで大丈夫だよ』


昴が未だにしがみついているAに話しかける
Aは顔をあげ昴に笑いかけると昴はホッと胸をなでおろした


コナン/昴「(あれ?あの子、付き添いの親は……)」


「……何だ?あれは?」


隊員の声が聞こえてきて、コナンと昴は振り返った
隊員たちは海に浮かんできた船らしき物体を見つめている


「潜水艦か?」

「いや、違うな」

「漁船……難破船か……」


立石艦長らが分析する中、七海が「あれは……」と目を細めてモニターを凝視する


「爆撃物搭載の可能性なし」

「潮に流されて来た廃船です」


隊員たちの報告に、立石艦長は「対潜戦闘用具収め」と告げた

マイクを持った隊員が各所に伝える


「対潜戦闘用具収め、本艦はこれより公開演習用ルートに戻る、繰り返す、本艦は……」

「米軍、自衛隊、両潜水艦に戦闘準備解除伝え」


隊員たちがホッと安堵のいきをもらす中、七海だけが厳しい表情でモニターを見続けていた


状況をつかまえずにいる乗客たちが呆然と立ち尽くす


小五郎「終わったのか?」


小五郎がぽかんと口を開けていると、井上がハッと振り返った


井上「はい、以上を持ちまして、対空対潜戦闘訓練を終わります」


とたんに乗客から割れんばかりの拍手が起こり、


「いやースゴかった!」

「こんな鬼気迫る訓練が見れるとは思わなかったよ!」


と感嘆の声が次々と上がった
光彦たちも笑顔で手を叩く


光彦「スゴかったですねー」


歩美「うん、本当に戦ってるのかと思っちゃった」


元太「腹減ってたの忘れちまったぜ」


コナンと昴は子どもたちを横目で見てフッと笑った


コナン/昴「(まさか訓練と言い切るとはね……)」


乗客の誰もが最後の魚雷発射も訓練の一部だと信じているようで、園子と蘭とAも拍手を送っていた


園子「船の揺れとか臨場感たっぷりだったねー」


蘭「うん」


『ちょっと怖いくらいだった』


Aが言うと小五郎が「何言ってやがる」と小馬鹿にした目つきで見やった


小五郎「本当の戦闘はこんなもんじゃねーんだぞ、ねぇ!?」


と井上にあいずちを求める

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Sorimachi(プロフ) - あいかさん» ありがとう!頑張ります! (2017年10月7日 19時) (レス) id: cd676a233e (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - 続きをまた、読んでみたいので、更新頑張って!! (2017年10月7日 19時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
Sorimachi - あいかさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2017年10月2日 19時) (レス) id: 98b9629071 (このIDを非表示/違反報告)
あいか(プロフ) - はじめまして!あいかといいます! この小説の続きがかなり気になるので更新最後まで諦めずに頑張ってください!!! (2017年10月2日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sorimachi | 作成日時:2017年10月1日 19時

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