噂の『夜の歌姫』は知っている。

夜の歌姫の噂 ページ7

先「じゃあ決まったな。机を戻して。」

まだ時間決めてない！！

忍「じゃあ、夏休み初日の９時にしゅうごうな。」

お〜。決まった。

あっ。机も戻さないと。

よいしょっと。

キーンコーンカーンコーン

昼休みだ。

佐「おーい。いっしょに食べようぜ。」

彩「マリン！！いいよ〜。」

最近マリンとは、大親友！！

ｋｚの相談のも、のってくれるんだ。

佐「高宮もいっしょに食べねー。」

マリンが優しい！！

心「いいよ〜。」

佐「行こうぜ。」

待ってよ〜。

教室を出た。

佐「そうえば知っているか。」

何を？

佐「夜の歌姫の噂。」

知らないな〜。

心「私知らない。」

佐「私。昨日見たんだけどさ。
　 噂通り綺麗だったぜ。」

だから、何！？それ！？

佐「わかったからこっち見ないでくんない。恥ずかしい。」

ごっごめん。

佐「夜の歌姫とは、夜に一人で歌う姫のことだ。
　 現れる条件は３つだ。
　 １つ 夜であること。
　 ２つ かぜが少し強めであること。
　 ３つ 晴れている事。 だ。
　 いつどこに現れる不明。」

なんかすごい。

でもよく聞けたな〜。

佐「あの声は、マジ綺麗。嫌なことがあったとき癒されるんだ。」

そうなんだ。

心「でもよく聞けたね。」

うんうん。

佐「それはな、公園の所を通りかかったら数人同じ方向向いててさ
　 行ってみると、長い髪の毛がゆらゆらとなびいている子がいたんだよ。
　 そいつが歌っていて綺麗な声だった。」

へえ〜。私もきいてみたいな。

心「どんな子？」

佐「夜暗くてあんま見えなかったけどさ。
　 髪おろしていて、結構長かったぞ。
　 風で分かりにくかったけどさ。」

そうなんだ。

佐「確実に女だ。」

その自信はどこからか？

心「それどんだけ有名なの？」

なんだか心美ちゃんヤバいかもという顔している。

どうしたんだろう？

佐「とりあえず、屋上に着いたことだし、たべようぜ。」

彩心「「うん！！」」

---------------ごはん終了---------------

おいしかった。

心美ちゃんのお弁当かわいかったな。

こんど作ってみよっと。

心「はやく戻らないと授業始まっちゃうよ！！」

やばい。はやく戻らないと。

ご褒美と告白→←ニックネーム！！

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