#294.感情 ページ45
・
「何に主人にするか、の違いです。氷鷹様は、天瀬様を主人にしたということ♪」
北斗はずっと、命のことを大切にしていたから。
だからこそ、命が傷付いていることに気付くことができなかった。
「……大切にし過ぎたが故に、傷付いた命に俺は恩返しをする。俺のことを見捨てなかった主人にな」
命は何があっても、北斗を見捨てなかったから。
だから、今度は北斗の番だ。
「……さぁ、試しましょう。私と氷鷹様、どちらが忠誠心が高いのか！」
「あぁ、そうだな。これまで大切にし過ぎていた主人に……恩返しをする」
その言葉と同時に、北斗の曲が流れ出す。
「観客を笑顔にして、『fine』を倒す。それが、命に対する最大の奉仕だ！」
こっちでもまた、戦いが始まろうとしていた。
☆
「コラッ、僕より目立つな!!」
伏見くんを押し退けて、姫宮くんは舌を出した。
「会長の敵は僕の敵、会長の物は僕の物！会長のために死ね、問題児共！キャハハ☆」
姫宮くんの言葉にカチンとし、思わず拳を握り締める。
姫宮くんはスバル達より少し後ろにいる、真を睨み付けた。
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和花(プロフ) - わたみずさん» ありがとうございます！更新頑張りますね!! (2018年8月31日 17時) (
レス) id: 1e9cdb3643 (このIDを非表示/違反報告)
わたみず(プロフ) - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！♪(*‘ω‘ ≡ ‘ω‘*)♪ (2018年8月30日 18時) (レス) id: f57990a05b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和花 | 作成日時：2018年8月19日 18時
