純白の桜2〜FF編〜

85．クッキー ページ43

打ち上げが終わり、それぞれ家に帰っていった





Aは豪炎寺に家まで送って貰っていた





豪炎寺「やっとお前と戦えるんだな」





A「もう待ちくたびれたよ、大暴れしてやるんだから！」





豪炎寺「フッ、期待しているぞ？」





A「！．．．その期待、超えてみせるよ」





二人は固い握手を交わした





A「送ってくれてありがとう」





豪炎寺「じゃあな」





A「じゃあ…あっ、忘れてた！」





豪炎寺「？」





というと、家の中から何かをダッシュで取りに行った





A「これ…貰ってくれる？」





豪炎寺「？」





豪炎寺は彼女から貰った紙袋から、リボンが付いた小さな袋を取り出した





豪炎寺「クッキー？」





A「修也のお陰で私の中で区切りを作ることが出来たから…お礼って感じ…かな？」





Aは照れくさそうに頬をかいた





豪炎寺「ありがとう」





A「ふふっ、じゃあね！」





Aが手を振ると、豪炎寺も帰っていった





豪炎寺「お礼って大袈裟だな；」





といいつつも、豪炎寺は嬉しそうに笑っていた

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