純白の桜2〜FF編〜

73．円堂の良さ ページ30

円堂と豪炎寺、染岡、秋、風丸、土門の6人は屋上で監督のことについて話し合っていた





染岡「あぁもう！！決勝まであと2日！2日でどうやって新監督見つけんだよ?!」





秋「もう、規約なんて嫌い！」





土門「みんなのモチベーションも下がってるし、練習もなー…」





A「おっ、みんなお揃いじゃん」





屋上の扉が開かれるとAが立っていた





A「そんなに悩むことないんじゃない？本当に守のおじいさんにサッカー教えて貰ってたんだったら、守と守のおじいさんと同じで諦めが悪くて負けず嫌いな人なんじゃない？」





Aを円堂の前に来てそういった





円堂「分かった！」





円堂はダッシュで雷雷軒に向かった





秋「Aって円堂君のことよく分かってるね」





A「そう？」





豪炎寺「お前達は考え方も性格も似てるからな」





A「それみんなに言われる；私と守がそっくりだって、」





染岡「二人ともサッカーバカだからな」





A「酷いな〜；まぁ、褒め言葉として受け取るよ」





Aは寝そべり、空に手を伸ばした





A「守に似てるって言われて私は嬉しいよ。守が大好きだから」





「「えっ、?!」」





風丸「そ、それはどういう意味でだ?!」





A「どういう意味って？」





秋「と、友達として…円堂君が好きなの？」





A「うん！！大好き！」





彼女が笑いながらそういうと、その場にいた男たちは安心したのか肩の力を抜いた





A「守の真っ直ぐなところ、ひたすらボールを追いかけてるところ、仲間思いなところ、諦めが悪いところ…全部好き！」





Aは起き上がった後、みんなを見た





A「みんなだってそうでしょ？」





風丸「フッ、そうだな」





豪炎寺「あぁ」





屋上には、みんなの気持ちを表現したかのような穏やかな風が吹いていた





翌日．．．





円堂「新監督だ！」





響木「響木正剛だ、決勝は明後日、お前ら全員鍛えてやる！」





「「おう！！」」





響木「Aも全国にいったらとことん鍛えるからな」





A「いったらじゃないですよ、いくんです！」





Aは嬉しそうにそういった

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