オータムライブー8ー ページ40
喫茶店
日和さんは凪砂さんの生い立ちや自分の関わりなどをゆっくり話した。私も初めて聞く話だったから驚いた。でも、凪砂さんのことはなんだか納得した。
日和「それで、Aちゃんのことなんだけどね。」
A「はい…。」
もともとは夢ノ咲学院にいたこと。マネジメント科1号で、サマーライブでもTrickstarのマネージャーをしていたこと。サマーライブの翌日に倒れて発見されたこと。日和さんや衣更さん、舞さんがたくさん話してくれた。
A「そうだったんですか…。情報が多くて整理がつかないです。」
舞「私たち、ずっと探してたんだよ!会えて嬉しい!」
真緒「生きてるかどうかもわからなかったからな。生きてて良かった…!」
A「私、仲間に恵まれてたんだね…!」
ジュン「…すいません、なんも言わなくて。」
日和「…Aちゃんは、夢ノ咲学院に戻るの?戻らないよね!?」
A「えっと…?」
つむぎ「急には決められないでしょう。Aちゃんが自分で決めることだと思いますし…」
日和「Aちゃん、Edenのマネージャーになるよね!?」
ジュン「言ったそばから…おひいさん?」
舞「…じゃあ、オータムライブが終わってから夢ノ咲学院に戻って授業受けよう!Edenのマネージャーでもいいから!」
真緒「もともと夢ノ咲学院の生徒だしな!どうだ…?」
A「…行きたい、です。授業も受けたい!」
ジュン「まぁ、Edenのマネージャーしてくれるなら。」
日和「毒蛇にはどう説明するの?」
A「どうしましょう?じゃあ、怒られても行きます。許されなかったら茨さんのマネージャーはやりませんって言います。」
真緒「記憶喪失でもAはAだな。決めたことはやりとおそうとするし。」
舞「七種さんって結構頑固なの…?」
ジュン「頑固というか、束縛なんすよねぇ。」
A「あの、そろそろ仕事に行かなきゃ間に合いませんよ?」
ジュン「ヤバっ!失礼します、皆さん。オータムライブ頑張ってくださいねぇ。」
日和「じゃあね!みんな〜!ほら、Aちゃんも行くよ?」
A「はーい。それでは、オータムライブで会いましょう。」
舞「うん!あと、タメ口でいいよ。」
A「ありがとう、舞ちゃん。衣更くんも頑張ってね。」
真緒「ありがとう!俺のことも、名前で呼んでほしいなっ…!」
A「わかった、真緒くん!」
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作者名:キアルの抹茶屋 | 作成日時:2020年3月17日 15時