オータムライブー5ー ページ37
日和「悪い日和!」
そして、みなさんが寝る時間。
凪砂「……おやすみ、Aさん。」
A「おやすみなさい、凪砂さん。」
ジュン「茨が帰ってくるまで待ってるつもりっスかぁ?今、10時30分ぐらいッスよぉ?」
A「はい…。嫌いって言っちゃったこと謝りたいので。」
ジュン「明日もAさんは秀越学園行くんでしょ?なるべく早く寝てくださいねぇ。」
A「分かってます、ジュンさん。じゃあ、おやすみなさい。」
ジュン「おやすみなさい、Aさん。」
11時30分頃…。
まだ帰ってこないよ…連絡してみるか。
【茨さん、どこにいますか?帰り、待ってます。】
ピロンッ
【ただいま帰ります。】
すぐに返事が来た。いつもよりそっけない文章だった。
ガチャ
A「帰ってきた!……茨さんっ!」
茨「……ただいま帰りました。…Aさん。」
A「おかえりなさい、茨さん。……さっきはすいませんでした!」
茨「えっ?でも、悪いことやっていたのは事実で、嫌われてもしょうがないです…。」
本当に元気ない…!?
茨「……こんな奴に謝ったって…」
A「……あの、茨さん?……私は、茨さんのやったことは嫌いですが、茨さんのことはジュンさん、日和さん、凪砂さんと同じくらい大好きですよ?」
茨「……Aさん…!『俺』、貴女をTrickstarに会わせたくなくて。Trickstarは純粋できれいなグループだから、Edenから離れてしまうかもしれない…そう思ったら怖くて。」
A「そうだったんですか…」
茨「あの、Trickstarの皆さんに会わせたくありません。『俺』らEdenを、『俺』を、ずっと見ててください…!Aさん。」
A「…///」
茨「甘えてもいいですか?もう、Aさん不足で辛いんです…。」
A「いいですけど、やっぱり、Trickstarに会ってみたいです…!」
茨「……『俺』らだけを見てればいいんですよ。」
私を強く抱きしめた。
A「…ッ!?苦しいです…!茨さんっ!///」
茨「明日、Eveの仕事があるのでついていってもらえます?」
A「わかりました、わかったから離して〜!」
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キアルの抹茶屋 | 作成日時:2020年3月17日 15時