121:うしさせ ページ35
「おかえりー！Aちゃん見て！ちゃんと出来たー！」
「お前俺より先にっ、おい聞いてんのか！」
「た、ただいま」
彼といつもの様に帰りに電話をしてから玄関を開けるとすぐ、彼とさかたんが喧嘩を始めた。
「見て！出来た！」
見せられたのは宅配伝票で、ちゃんと受け取りのサインをして冷蔵庫に入れてあるし、Aちゃんが買ってくれた服が役に立ったとさかたんが興奮気味に言う。
「ありがとう！ちゃんと出来たね」
すごい、と褒めるとさかたんは嬉しそうに笑っている。
「冷蔵庫入れたんは俺やけどな。ほら、もうええやろさっさと戻れ」
「なんやの！センラのけち！」
Aちゃんに嫌われろ！とふてぶてしくリビングに戻って行った。
「なんやねんあいつ腹立つ〜！」
おかえり、といつものようにキスされたけど二人がおかしくて笑ってしまう。
「ちゃんと出来てないんやけど」
「ふっ、ごめ、、、」
口元を抑えて笑いを堪えるけど我慢できない。
「もう一回」
抑えていた手を唇から離されたけど、二人の様子を思い出して口元は孤を描いて上手くできなかった。
「、、、坂田のせいや」
「ごめんね」
風邪を引いている間、二人の喧嘩も見ていなかったから久しぶりの光景だなと嬉しくなる。
リビングに向かうとおかえりと二人が声をかけてくれて、これも久しぶりだなと嬉しくなった。
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「坂田が俺が行くってうるさくて仕方なかったわ」
「ほんとにな」
「だってやってみたかったんやもん」
食後にお取り寄せで届いたプリンの箱を開けているとまーしぃとうらたんが俺だって出来たのに、とさかたんに文句を言う。
「ドラマで見たことあるねん。お疲れ様ですー、ってサインするやつ」
さかたんもテレビを見ているのは知っていたけどしっかりドラマまで見ているのかと感心してしまった。
「あ」
「え？」
「いや？、、、なんでも？」
「なんやねん、気になるやん」
突然私を見て思い出したような顔をするまーしぃに冷や汗が出てきそうになる。
みんな口々に何、気になると言うけど私とまーしぃは視線を合わせたまま。
(、、、やばい)
誤解は解いたつもりだから別に言われてもいいんだけど変な言い方をされては困る。
どうしようと隣を見ると怪訝そうな顔をした彼と目が合った。
「センラ、Aちゃん合コン行くらしいで」
「、、、は？」
「ちが、合コンじゃないってあれほど言ったでしょ！」
(違うって言ったのに...！！！)
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あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» 発狂だなんてありがとうございますw出来る時になるべく更新するようにしているのでこれからもお付き合いお願い致します★ (2019年6月18日 5時) (
レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
ふらわぁ(プロフ) - もう、更新早めで発狂してました (2019年6月17日 19時) (レス) id: c190ba3ed4 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 白雨さん» 白雨様ー！ありがとうございます！m(_ _)mキャラクター崩壊も甚だしいですがこれからもよろしくお願い致します！ (2019年6月17日 16時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 赤星になりましたね！おめでとうございます〜！これからの展開も楽しみにしてます(*´艸｀) (2019年6月17日 11時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - ふらわぁさん» ありがとうございます！深夜更新が多いのでご迷惑をおかけするかもしれませんがお付き合いよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年6月16日 23時) (レス) id: 509e058229 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーりん | 作成日時：2019年6月9日 16時
