-涙- ページ4
瓜江side
今日来たあの失礼な
佐「Aちゃんにもうすぐクリスマスパーティーと歓迎会やるから来てって伝えてくれるー??」
瓜「(めんどくさい)...分かりました」
・
・
ベランダのドアに手を掛けようとするが、外から何やら声が聞こえる。...こういうのにビビる訳では無いが...少し気になった
瓜「(あいつの独り言?)」
『〜〜〜〜〜〜』
静かにドアを開ける
『〜〜〜湖は静かに歌った 愛は愛じゃないって 正しいことは偽りが隠れてるって きょうも誰も隣にいない 雨の中傘もささずに ただただ濡れてしまった 今も時は動いてる 私はただ寂しかった 教えておくれ 血の道で 貴方の思う"愛,,についてーーー こんなもんかな、いやーあたし最高の詩人&シンガーソングライターになれるかもねぇ オリジナル曲の収録とか...昔は歌も聞けなかったのに』
自分で作った...歌??
『あーー...眠い...ちょっと仮眠を取ろう...』
瓜「(寝やがった...起こしにくい) ...宮本」
『ぅん......ーーー』
熟睡じゃないか ...
『ーーーぉにぃちゃ....ぃてかない...で...あはは...』
寝ながら笑ってる...不気味だ...
『......お兄ちゃん....大好き、だから....』
瓜「...!?こいつ.... 泣いてる....」
.....一瞬、綺麗だと思ってしまった。こんなに綺麗な涙を見せる人を初めて見た。
瓜「(....何言ってんだ 俺は)...宮本 起きろ」
『....んぇ?......ひゃ、瓜江久生....!!!!何でいるんですか!?』
瓜「...佐々木が呼んでる」
『..あ、うん...あれ? なんで泣いてるんだろあたし』
瓜「...知らん 本人が知らなくて俺が知ってるわけないだろ」
『....あ!今、笑ったでしょ!!!うわああ写メ撮ればよかった...瓜江久生の笑顔とかUR(ウルトラレア)じゃないですか...あれ??また涙出てきた...』
瓜「またか」
『これはなんでか分かるんです...
瓜江久生、お兄ちゃんみたいだから....』
瓜「...フッ、お兄ちゃん、か...
まあ、悪くは無い」
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作者名:琥珀糖@コハク | 作成日時:2018年12月24日 23時