神父と魔女【ソウルイーター】 (ページ4)

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第2話新人教師と新入生ページ4

死神武器職人専門学校こと死武専
その前の長い階段はある意味試練なのかもしれない
そんなの5年も登ってたら息切れせずに登れるけど
私は悪態をつきながら息切れしている新入生達を見ていた
そんな事をしている暇ではないのだが……
場所は変わってとある教室前
面倒だから適当に書いて貼っておいた新人歓迎の文字を見て誰もいない教室に入った
新人達も迷わずこれたようで
『Meister(職人)』か『Weapon(武器)』かを聴いてバッチを渡していく
最後の二人が入ったのを確認すると私は口を開いた
「これで全員ですね、私は教員のレイリア・フォン・ユースティアスですフォンと呼んでください今日は君達の顔見せという事で集まってもらいました」
春鳥つぐみという女の子あの子はマカちゃんに良く似ている
「これから職人は武器……、武器は職人とパートナーを決めてもらいますがあせって決める事はありませんじっくり自分と相性の良いパートナーを見ると良いでしょう」
私は魂の波長を見た瞬間彼に決めたんだけどね……
「パ……パ……パートナー……」
つぐみちゃんが驚いたように目を見開いた
「なかなかパートナーが決まらない場合は週末にビンゴ大会と一緒にフィーリングパートナーゲームもやっているのでそこで見つけるのも良いでしょうねそれではこれからのおおまかな予定が書いてあるプリントを配布しますので後ろの人に渡してください」
つぐみちゃんはアーニャちゃんにプリントを渡すとき怯えていたが……アーニャちゃんは甘えるのが下手だからね
「それでは今日は以上です解散」
そう言うと新入生達は思い思いに散らばる
あ、そうそう……
「今日登校する時にバテバテだった人は明日からタイムが縮まるように努力する様に」
「う……」
つぐみちゃんは図星だったのかうめき声を上げた