『Ｗ』

°71° ページ22

なんでかって言うと、







兵長と一緒に動くということは、必然的に同期といられる時間が少なくなる





ミカサやアルミン、ほかの皆と会えないのは寂しい



皆が会いに来てくれたらいいな、と思う





でも素直にそう思えないのがAだ






もちろんAは大好きだし、会いたい



でも、『兵長のいるところに』Aが会いに来るのはちょっと嫌だ





なんというか、取られてしまうような気がするのだ




それはオレの魅力不足って言われたらそれまでだし、Aの“好き”は興味深いという意味だっていうのは解ってる






でも、Aが兵長を質問攻めにするのもなんだが嫌だし、兵長の前でAとお喋りするのもなんだが嫌だ





そんな贅沢言ってられる立場じゃあないというのは十分に理解しているんだが、思わずにはいられない





「彼ほど腕が立つ者ならいざという時にも対応できます」



団長の声で我に返り、会場に耳を澄ませる




「ほぅ‥‥‥
できるのかリヴァイ？」





「殺すことに関して言えば間違いなく」





兵長の言葉の雰囲気が僅かに敬意を持つ



‥‥‥意外と上に従順なんだ




組織の人なら当然かもしれないけど、あのリヴァイ兵長が、と思うとなんだか驚いてしまう






案外普通の人間なのかもしれない





＊＊＊

こんにちは

すずです


新作のお知らせです



http://uranai.nosv.org/u.php/novel/5963ed58b42/



更新もせずに何やってたんだと思ったら、新作なんか作っちゃってたんですね、この駄作者は



反省してます‥




それはさて置き((

新作の情報です



今回は黒執事と進撃の巨人のコラボです！

見てもらえると嬉しいです



今後もより一層良いものを定期的に皆さんにお届けできるように努力していきますので、どうぞよろしくお願いします！

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