#6 ページ7
センタースクエアまでもう少し
というところで、知っているような、
知らないような
なんとなくスグリのような雰囲気の男の子が
歩いてきた
私には気付いてなかった
「?」
ボールを握りしめて去っていく彼に、自分以外のものは見えているのか
よく分からない
私は無理やり気持ちを抑え、またセンタースクエアへ歩き出した
「そうなのよ……ちょっと大変でさ」
「心中、察する」
「ゼイユ〜おひさ」
「アオイ!ひさしぶり!すっごく会いたかった
でしょ?」
「勿論!知らない人に囲まれてたし、実家のような安心感さえあるってね!」
「時間……ゼイユ。会えてよかった。さようなら」
「あ、うん、またね」
「あの子同級生で、すっごくおもしろい女なの」
「へぇ?私もしってるよ?おもしろい女なら」
そして、一勝負交えたあと
「ねぇ、ところでさ。スグとはもうあった?」
「あってないと思う」
「それならいいんだけど……」
そのとき
「どうしてこんなこともできないんだよ!!」
スグリの声が響いた
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彩華姫(プロフ) - ながされ梅さん» こちらこそ!更新頑張れ! (2月11日 10時) (レス) id: 8536fab23c (このIDを非表示/違反報告)
ながされ梅 - ありがとうございます!作品、読ませていただきます!!更新がんばります (2月11日 10時) (レス) id: 7a502c98cd (このIDを非表示/違反報告)
彩華姫(プロフ) - 最高です!こういう作品好みなので、更新頑張ってください!あ、私の作品も参考程度にどうぞ、、、。 (2月10日 19時) (レス) id: 8536fab23c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ながされ梅 | 作成日時:2024年2月7日 10時