人格の多い第二補佐官。【嫌、われ】

それでも第二補佐官はやめない ページ10

貴女「終わった。」

鬼灯「！？もう終わったんですか！？」

あんなに沢山あった資料を15分で終わらしていた。

貴女「あんなの余裕だ。」

閻魔大王も驚いていてるし、獄卒も驚いていた

閻魔「これ…1000枚もあったのにもう…？」

貴女「ええ、楽勝ですよ、こんなもん」

貴女「でも、もう資料はやりませんよ？俺嫌われてるし、豚にまかせな」

鬼灯「……Aさん」

貴女「なに？」

鬼灯「…………いぇ…」

貴女「そぉか…ならいい。じゃあな」


私はスタスタと鬼灯さんから離れた。

鬼灯「………Aさん」

急に鬼灯さんが私の名前を呼んだので、私は足を止めた

貴女「なんですか？」

鬼灯「こっち見てください」

貴女「……なんでですか？」

私は振り向かず鬼灯さんの話しか聞いてない。

すると


鬼灯「こっち向け」

グイッ！

貴女「…ぇ！？」


鬼灯さんに肩を捕まれ無理矢理振り向かせられた。


貴女「……なんだ」

鬼灯「人の顔を見ながら聞く方が当たり前ですよ？バカなんですか？」

バカは失礼な、バカは


そもそも鬼灯さんは私の事を嫌ってるのに…なぜ貴方はっ…


鬼灯「ありがとうございます。Aさん。助かりました」

貴方「えっ」









感謝の言葉を言うんですか？

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