暴力 ページ34
?「Aさん………」
貴女「え?」
優しい声で私の身体を包んでくれた。。
貴女「ッ!鬼灯…さん」
なんだろぅ…彼が側にいたり、抱きしめたりしてくれると心が落ち着く。。
鬼灯「Aさん。今から私の言うことを聞いてくださいね?ここから逃げてください」
貴女「!鬼灯さんは?!」
鬼灯「私は大丈夫ですよ。さぁ、早く」
そんなの…そんなの!!!!!!!!
貴女「そんなこと出来ないよ!」
鬼灯「上司の言うこと聞きなさい!!!!!!!!」
貴女「!?!?!?!?」
鬼灯さんが怒鳴った。いつもあんまり怒らないのに…
鬼灯「良いから早く行け。これは命令ですよ?」
貴女「ッ…はいっ」
私は目に涙をためながら走った。走って走って走りまくった。
・
・
貴女「ハァ…ハァ…ハァ…」
ここまで来れば…良いかな?
閻魔殿よりちょっと遠くのところに来た私。
?『Aか?鬼灯は…』
貴女「晋さん……、そういう貴女はトシ君と一緒じゃ…
?」
晋『………俺だけ逃がしてくれた』
鬼灯さんと同じパターンだった。。
一時間後
貴女「……鬼灯さんとトシ君が来ない」
晋『嗚呼』
あんだけ待っても待っても鬼灯さん達は来ない。捕まったのかな?
貴女「ッ…私のせいだ」
私が鬼灯さんを置いてこなければ…!鬼灯さんも無事だったのに!!
貴女「いつも私は…鬼灯さんに助けて貰ってばっかりだ。。」
私は皆の役にもたってない。私は自分と向き合いきれてないんだ。
貴女「……もぅッ…嫌…!!」
私の目から涙が流れポタポタと頬に伝い、地面へと涙が落ちていった。
晋『自分を責めんなバカ』
ギュッ
私を優しく抱きしめてくれた。落ち着く、、
貴女「晋さっ…!ポロポロ」
晋『…お前は役にもたってるぜ。皆より立派だ。たまにミスる事もあるし道を間違えるときもある。昔前世の時お前の生きてたとき何があったかも知らねぇ、が、絶対お前が思ってた人はてめぇのこと見捨てたりしねぇさ。例えお前が一人だとしても。どっかでAのこと思ってる。だからよォ……泣き顔じゃなくて、笑顔のお前の方がすげぇ綺麗だぜ?元気だせよ』
始めて褒められた。初めて…綺麗って言われた。なんだろうこんなことで嬉しくなる自分がいる。思ってくれる人?いるわけ―――
『Aさん』
ッ!そうか…居るよ。私を思ってくれる人
貴女「…晋さん。鬼灯さん達を助けにいきましょう」
晋『そうこなくっちゃな』
有難う
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未来(プロフ) - 二人目って高杉ですよね!!私も高杉大好きです!! (2017年3月8日 5時) (レス) id: 49851edbe8 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 銀魂好きなんですね! (2015年10月2日 10時) (レス) id: 5ab9f03039 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - 闇月兎さん» はい!神威のキャラが好きですので、六人目は神威見たいにしてみました! (2015年4月19日 19時) (レス) id: fc2de4eda6 (このIDを非表示/違反報告)
闇月兎 - 6人目の人格って銀魂の神威に似ているのは気のせいでしょうか? (2015年3月22日 15時) (レス) id: 4e3b08f03a (このIDを非表示/違反報告)
アレン - 投票のご協力ありがとうございました!!!!とても感謝してます!結果わpart2で見てください! (2014年10月5日 9時) (レス) id: fc2de4eda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレン@ | 作者ホームページ:http://llpjff//yvmkhf//ddhmgsz//
作成日時:2014年7月15日 17時