１０６、アジサイ ページ27
構って欲しい…とは違う。そりゃ、話をするのも一緒にじゃれあうのも楽しいけど…
A「ううん、そうじゃなくて。ソファでそうやってゲームするの好きなんだなって思ったの。自然体だなって思ったから」
二宮「このソファ、居心地いいし。ゲームはいつもだし。それに、かしこまる必要ないでしょ？」
A「まぁ、ね。この距離感かな？お互い違うことしてるけど、居場所を体で感じながら安心して自分の好きなことができてる空間がいいなって思って」
二宮「そうだな。手が届くところにAがいて、こうやって抱きしめることもキスすることもできるってのは幸せだよな…」
言いながら腕を引っ張られて胸の中に引き寄せられた。
A「言ってることがズレてきたよ？」
二宮「そう？気のせいじゃない？(笑)オレはAを感じてるけど？」
A「見事に話を自分の都合のいい方へもっていったね」
二人で笑いながらキスをした。
お風呂の準備を整えて、交互に入った。
案の定、二人で入ろうという提案があったけど、即座にお断り。
髪の毛を乾かして出て行くと、やっぱり同じ場所で同じ動作をする二宮くんがいる。
彼のほうに近づくと、髪の毛はふき取っただけの状態。
「ドライヤーは？」と聞いても「いらない」とのこと。それにしても…と思ったので、「かけようか」と提案してみる。
嫌かなって思ったけど意外と答えはＯＫだった。
洗面からドライヤーを持ってきて彼の頭にあてていく。やわらかい髪の毛が手に心地いい。
彼の髪の感触を確かめながら、乾いた髪を手櫛で整えた。
「ん、ありがと」と呟く距離感にまた勝手にキュンとなった。
二宮「Aって、アジサイが好きなの？」
急にかけられた言葉にちょっと驚く。
A「あ、うん。好き…。色がきれいでしょ。紫陽花を大きな塊で見たときグラデーションみたいに少しずつ色が変化してるから。酸性とアルカリ性で色も違うし」
二宮「昨日の浴衣もそうだったよな。今そこの花見て思い出した」
二宮くんが指差したのは、ブリザーブドフラワーになった紫陽花のブーケ。大学の先輩の結婚式でいただいたものだ。
A「自然と選んじゃうの。だから季節に関係なく紫陽花模様のものが多くなってる(笑)」
真冬にそのことに気がついて、一人であきれて笑ったことを思い出した。
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あい(プロフ) - 黒衣さん» お出迎えワンコ、尻尾振ってます(笑)ウフフでウフフな日々が長く続くといいんですが…移行後早速…です (2017年12月19日 8時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - お出迎えわんこ、かわいい…(私が蹲ってる様を想像下さい) 突撃してくる女子共の悲しみも分かるがしかし主人公ちゃんとウフフでウフフなエブリデイを過ごして欲しい…そして見たい夢を自由に見れる機械は私も欲すぃ…転送機能も…そしたら毎日使うのになぁ(こら) (2017年12月15日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» エロカッコいい二宮くん、私も捕獲したい！！見たい夢を自由に見られるって機械誰か発明してくれないかな〜そしたら捕獲できる？？ストラップ〜ほんとファン心をつかんでますよね〜。お山カラー画像見たら素敵でした〜。やっぱりほしい(笑) (2017年12月9日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん、目が冴えちゃいましたよ、えぇ…(瀕死) エロカッコイイとか…ぐふぅ。あ〜脳内環境が幸せ(こら) このニノちゃん、何処に行ったら捕獲できんだろ…。そしてストラップ、今週末おやまカラーと聞いて喉から手が出そうです。 (2017年12月9日 4時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» 鼻血に吐血(笑)ニノニノ大好物ですよ〜。そしてバカップル続いてます〜。ただただ愛され主人公ちゃんが羨ましい…（書いてるの私だけど…笑） (2017年12月2日 6時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2017年10月21日 6時
