１０１、逢瀬 ページ22
苦笑いを浮かべながら、お弁当を包んで片付けていると「トントン」とドアをノックする音。
「はい」の返事の後に、ちょっと息が上がってる二宮くんが顔を出した。
A「廊下は走らないでください(笑)」
振り返って席を立つと二宮くんが近づいてきた。
二宮「かっこいい彼氏を待たせたらダメでしょ？」
A「自分で言っちゃダメでしょ？それに、そんなに息あがってたら、かっこいい彼氏が台無しだよ？(笑)」
冗談を言って返すけれど、二宮くんの表情は変わらない。
優しいお顔してるんだけど、じっと見つめられて動けない。
スッと近づいて頬に手が触れる。
その手の動きに何となくキスされるかもって予感がして、言葉を出す。
A「あ、あのね…イチカが、社会人として適切な行動を取れって。職場なんだからって」
触れられる手のひらがくすぐったくて、肩をすくめながら答えると抱きしめられた。
二宮「フッ、さすがに読まれてるな〜。監視されてるかもな(笑)あ、でもこのぐらいは社会人として適切な行動の範囲内ってことで、ね？」
A「全然適切じゃない気がするけど…監視カメラあったら呼び出されるよ？」
二宮「フッそりゃ怖い(笑)でも、いいでしょ？ちょっとぐらいは。それともAはオレとこうしてるの嫌なの？」
A「…嫌じゃない、けど…。職場ではちょっと困る…かな。距離感が変になっちゃいそうだし…」
二宮「フフッ、オレは全然かまわないけどね？近寄る虫を退治できるし？」
A「そんな近寄る人なんていないよ？」
二宮「Aはそういうとこ無頓着だから…。オレが見てただけでも何人かいるの！気をつけなさい」
コツンと頭がぶつかる。突然来た痛みに思わず手を添えて、二宮くんに抗議をする。
A「イタッ！ちょっと突きす…」
唇に一瞬ふわっとした感触。気がついたときには終わってた。
私は頭の痛みも抗議も忘れて放心状態。
二宮くんはそんな私を見て大笑い。
A「…っ、二宮くん！もう、ここ職場！」
トンと彼の肩をたたくと、また引っ張られて彼の腕の中。抗議のために何回か肩をたたいた。
A「…ホントやめてよ。午後から仕事できなくなっちゃう…」
口ではそう言ったけど、職場でもこうやって好きな人に会えてキスされたら、やっぱり嬉しい…
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あい(プロフ) - 黒衣さん» お出迎えワンコ、尻尾振ってます(笑)ウフフでウフフな日々が長く続くといいんですが…移行後早速…です (2017年12月19日 8時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - お出迎えわんこ、かわいい…(私が蹲ってる様を想像下さい) 突撃してくる女子共の悲しみも分かるがしかし主人公ちゃんとウフフでウフフなエブリデイを過ごして欲しい…そして見たい夢を自由に見れる機械は私も欲すぃ…転送機能も…そしたら毎日使うのになぁ(こら) (2017年12月15日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» エロカッコいい二宮くん、私も捕獲したい！！見たい夢を自由に見られるって機械誰か発明してくれないかな〜そしたら捕獲できる？？ストラップ〜ほんとファン心をつかんでますよね〜。お山カラー画像見たら素敵でした〜。やっぱりほしい(笑) (2017年12月9日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん、目が冴えちゃいましたよ、えぇ…(瀕死) エロカッコイイとか…ぐふぅ。あ〜脳内環境が幸せ(こら) このニノちゃん、何処に行ったら捕獲できんだろ…。そしてストラップ、今週末おやまカラーと聞いて喉から手が出そうです。 (2017年12月9日 4時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 黒衣さん» 鼻血に吐血(笑)ニノニノ大好物ですよ〜。そしてバカップル続いてます〜。ただただ愛され主人公ちゃんが羨ましい…（書いてるの私だけど…笑） (2017年12月2日 6時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2017年10月21日 6時
