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別れようドッキリってホントに質悪い ページ5

「なぁ…別れようか。」
「え…?」
些細な一言。
でもその言葉は確実に僕を侵していった。

「…あー……そっか、うん。理由…は?」
安易に思い浮かぶ自分の愚行。
「…言わなくても分かんだろ。」
「うん、ごめんね…」


はは、とかわいた笑みを漏らす。
あれ?なんでだ



背を向ける彼を止めることも出来ないから僕も背を向けた。

あーあ……暇になっちゃった。
街にでも行くかなぁ。
可笑しいな…目が霞む。
前が良く見えないよ…。
いつの間に雨なんて降ってきたんだろう?

「あー…もぅ……馬鹿みたい。」


正直言って予想外だった。
別れようなんて言ったら絶対五月蝿くなるだろうと思ってたら案外静かに頷いた。
それもすっごい泣きそうに。

「…え、もしかして真に受けたか?」
冗談の通じる奴だと思ってたし彼奴自体冗談が質悪い。

「…………まぁ、帰って、くるよな…?」
なんて呑気に家に帰る。

が、しかし
それから数時間。
彼奴は帰ってこない。
「…ぜってぇ真に受けたな…あーあ、めんどくせぇ」
自分のせいだと自覚しつつも外に出ようと玄関に向かった。
それと同時に扉が開く。
「ぅおっ…」

めちゃくちゃ吃驚した。
そこには目を真っ赤にした鬼姫が立っていた。

「っ……もう!君がいきなり別れようなんて言うから目が大変なことになっちゃったよ!」

お前知ってるか?それな、逆恨みってんだぞ?
恐らく俺はかなりの阿呆面でそう思った。

「…ホントだ。すっげー不細工」
「んなっ…」
苦笑して抱き寄せた。
なんか言いかけたが知らん。

「悪かった。嘘だよ。別れるわけないだろ?」
安心させる様にそう言ってやれば鬼姫はぎゅっと抱きついてきた。
地味に肉も一緒に握ってるから痛てぇ。

「もぉ…バカァ……ごめ、ごめんね…」
わーわー泣き喚くのを少し微笑ましく感じながら優しく撫でてやった。





*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―

やっべ
ちょー久々!

つか鬼の口調わかんねぇや

ネタ切れ→←私を忘れないで



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愛猫家(プロフ) - 晴ちゃんぐうかわぁ…かわぁ…(萌死) (2018年8月12日 21時) (レス) id: 9ee9456139 (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家(プロフ) - littleさん» 頑張れぇw (2018年8月10日 23時) (レス) id: 9ee9456139 (このIDを非表示/違反報告)
little(プロフ) - 愛猫家さん» おけー、部上書き終わったら入れるわ笑 (2018年8月10日 16時) (レス) id: f8e3273049 (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家(プロフ) - littleさん» wwwあっ、神神もみたいn(屑)頑張ってね…() (2018年8月9日 20時) (レス) id: 9ee9456139 (このIDを非表示/違反報告)
little(プロフ) - 愛猫家さん» おん…暇があればな笑笑(記憶喪失書く、明日世界が滅ぶは…うん、頑張ってみる笑 (2018年8月9日 8時) (レス) id: f8e3273049 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ajgmdjtp x他1人 | 作成日時:2017年11月13日 22時

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