軍人っていいよね((長編にしようとは思ったけど考えてた以上だった ページ19
ガァンッッッッッ
「!?」
「だぁいじょうぶっすか?副分隊長さんっ」
そいつは実にアホらしい顔でヘラヘラ笑いながら血のついたナイフをくるくると手元で回した。
「え…おま、え……なんで」
我が軍なら来るはずのない援軍。
捕虜は助けない。
はずなのに
何故、こいつがここにいるのか。
「ゆう…や?」
「まだ間違えるんすか…俺は、ル・ウ・ヤ」
「あ、わ、悪い…………あっ…」
急な登場に追いつかなかった羞恥が今更になってでしゃばってきた。
「なっ…きさ「うるせぇよ…何奴も此奴も……俺は!惚れた男を助けに来ただけだ!!!」
「は…?」
それしか出ない…
状況理解が追いつかない上に更に理解できない発言に俺自身ぼんやりとルウヤのヘラヘラした顔を見上げるしかなかった。
「あーあ……なぁんか違ぇんだよなぁ…もうちょっと……こう…ロマンある告白?ってのがさぁ…」
ブツブツ小言を呟きながら敵軍を切り裂く。
全く理解ができないままに1人で殺しきった。
「おま、なんで…命令違反じゃ、、っ」
優しくて、柔らかい感触が唇を塞ぐ。
「もぉ、大丈夫っすから。俺が助けに来たんで!」
自信満々な顔で微笑んだ彼を見てなにかが壊れた気がした。
「…べ、つに………俺の…失態だから……………」
「うんうん、怖かったっすよねぇ。ってか気持ち悪かった?…あー…………じゃ、消毒するしかないじゃん。」
分かってる、と言いたげにルウヤは1人頷いた。
「は?消毒って…何s
また唇を塞がれる。
今度は念入りに、奥まで絡めとるように。
背を撫でる手がするすると下へ下へとさがる。
「ココ……良かったっすか?」
「なっ…わけ…………」
「正直に言ってみて?気持ちよかった?少しでも、感じちゃった?」
「………………っ」
認めたくない
けれど、
静かに聞いてくる声が
見つめてくる冷たい瞳が
どうにも怖かった。
無意識にか、気付いたら小さく頷いていた。
「……ンじゃ、俺のをもっと感じて下さいよ」
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛猫家(プロフ) - 晴ちゃんぐうかわぁ…かわぁ…(萌死) (2018年8月12日 21時) (レス) id: 9ee9456139 (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家(プロフ) - littleさん» 頑張れぇw (2018年8月10日 23時) (レス) id: 9ee9456139 (このIDを非表示/違反報告)
little(プロフ) - 愛猫家さん» おけー、部上書き終わったら入れるわ笑 (2018年8月10日 16時) (レス) id: f8e3273049 (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家(プロフ) - littleさん» wwwあっ、神神もみたいn(屑)頑張ってね…() (2018年8月9日 20時) (レス) id: 9ee9456139 (このIDを非表示/違反報告)
little(プロフ) - 愛猫家さん» おん…暇があればな笑笑(記憶喪失書く、明日世界が滅ぶは…うん、頑張ってみる笑 (2018年8月9日 8時) (レス) id: f8e3273049 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ajgmdjtp x他1人 | 作成日時:2017年11月13日 22時