松野家の妹は愛されている。「マフィア松」 (ページ4)

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1話ページ4

カラ松「お前ならそう答えを出すと思ったぞ！何故なら俺のmy honey…」

一松「黙れ。クソ松」

カラ松「What？！何故俺が…！！」

何なんだろう、この茶番。

『あ、あのッ…鎖、外してくれませんか…？苦しくて…。』

よし、良く言った私…！！

するとおそ松さんは、私の近くまで来て「だーめ。逃げ出すから。」と、耳元で囁いた。

ボッと自分の耳が赤く染まるのが分かる。

チョロ松「おえっ…。おいクソ長男。僕のAに近付くな。」

そう言ってチョロ松さんはおそ松さんの肩を突き飛ばす。

おそ松「あ？てめーのAだあ？んな訳ねえだろ？」

…うん？君のでも無いね。

チョロ松「ふざけるな。今すぐに海に沈めてやらあ…！」

『ちょ、落ち着いて！…』

だが2人には聞こえていない模様。

私がその場でオロオロしていると、トド松さんに肩を掴まれる。

「しっ…ちょっとおいで。」

そう言うとトド松さんは私の鎖を外し、裏口からダイニングルームへと連れて行ってくれた。

トド松「はい。座っといてね。」

「はい」と頷くと、

数分後テーブルはケーキやマカロン。

クッキーやアップルパイ…主にスイーツで埋め尽くされた。

『えっと…これは？』

そう問い掛けるとトド松さんはニコッ笑い、こう返事した。

トド松「え？歓迎の印？？」

『へ…？？』

「まあまあ、全部食べて！」と、トド松さんは笑顔で言うと、私にアップルパイの皿を近付けた。

ええーい！！食べてしまえ！！

『ｻｸｯ…ﾓｸﾞ。』

甘くてとろける様な味が口の中で広がった。

『美味しいです。』

トド松「そかっ！どんどん食べてね？
紅茶もあるからさ！」

そうトド松さんは言うと、甘い匂いのするハーブティーを持って来てくれた。

『ありがとうございます。トド松…お兄ちゃん。』

この瞬間、トド松さんはその場で倒れた。