イヴ(それはね…) ページ19
鞠(というか、なんでイヴと魔紡は、俺達と別々だったの?)
黒子(皆さん別々に休日を過ごしてましたが、ここに来たときは各学校ごと一部屋にまとまってましたよ?)
魔紡(…どう話せばいいかわからないが、俺とイヴは月宮神社の祭殿にある雲外鏡の手入れをしていたんだ。)
イヴ(雲外鏡は長年使われてきた鏡に魂が宿り付喪神化したもののことで、異世界との扉の役目を果たしてる…多分皆がここに送り込まれたの、俺と魔紡のせい…)
黒子(でも、割ったとかではないんですよね?なら何故…割ったとかなら怒ったとかで辻褄会いますが)
逢魔(それって手入れした時間帯が[逢魔が時]だったからじゃないかい?)
皆-帝光(逢魔が時??)
魔紡(逢魔が時とは黄昏、夕暮れをさす…魔物に出会いやすい時間帯でもある。雲外鏡に強大な魔物のちからが乗り移ったことにより、俺達がこの世界に、送り込まれてしまった…戻るには送り込まれた世界で呪いを解除しなければならない…が、一つの世界で呪いを一つ解決しても一時的に元の世界に戻るだけ。
それを繰り返さなきゃ雲外鏡の呪いは解けない。)
火神(なんだそれッ)
魔紡(…)
火神(怖えけどワクワクする!!)
黒子(ですね…先輩方を責める気はありません。)
赤司(一度巻き込まれたら、最後までお供いたします。…皆いいね?)
皆-帝光➕赤司(あぁ!/うん!/えぇ!)
常磐(図書室に着きましたね。入りましょう)
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作者名:黄昏流星群 | 作成日時:2019年6月9日 20時