威「だーいすき♪「へぇ」もう、照れちゃって「･･･。」ん？」

は　ん　たい　ことば ページ9

「警察の目の前で殺人なんてバカなやつでさぁ」

グィッ

私は腕を強く引かれた

神威「逃げるよ」

団長はそういって人差し指をたてニコリと笑った


握られた手がみょうにあつくなった




夜兎の私たちが息がきれるほど長い距離を走ると二人で雪のうえに飛び込んだ




神威「昔はこうやって走り回ったよね」

貴方「そうだったっけ？」

本当は覚えているのに素っ気ないふりをした



神威「俺は忘れないから」

神威「可愛かったあの頃も。いや、今もかわいいな」

神威「小さかった、いや、今もか」

神威「か弱い･･･のも今もか」

団長は勝手に自分と葛藤すると急に抱きついてきた




神威「どーせ今も昔も好きなんだしどーでもいーや」

神威「ずっと一緒なんだし」

貴方「･･･」

なんで一緒にいる前提なんだよ


でも








今のままでもいいかなって思ったりもする





まぁ

貴方「さっさと解放されたいです」

バカな神威には私の




貴方「団長、だいっきらい」

神威「･･･何でそんな眩しいほどの笑顔で言うの？」

反対向きの愛情表現に気がつかないんだろうな




神威「あ、ツンデレ!?」

神威「押し倒しちゃうよ？」

貴方「うせろ」

まぁ、反対じゃないときもあるけど

き　たい→←ゆ　き

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