【ハイキュー】奇病者になりました【２】

奇病31 ページ31

影山くんの家に行くとプンプンに怒ったお母さんがいた。





｢なんで今日学校早退したの！？」





｢どーでもいいだろ。というか今日こいつら泊まるから。日向とA」





日向くんと私を忘れて怒るお母さん。影山くんはどうでもいいって感じで私と日向くんを紹介した。





｢へ！？あら、お客さんの前で私ったら....。日向くん、Aちゃん上がって」





ニコッと私と日向くんを招き入れる。





リビングに行くと休日だったのか影山くんのお父さんがいて、テレビを見ていた。





｢お父さん！聞いてよ。とびおが初めて、お友達を連れてきたわよ！！」




｢ん？君たちとびおの友達か？今日はゆっくりしていくといい」




テンションが上がっているお母さんに苦笑しつつ、お父さんが言う。影山くんと同じでつり目だけど笑うと優しそうだ。





｢お邪魔しますっ！」




｢失礼してます！」





緊張気味で言うとお母さんとお父さんに笑われた。





お母さんは夕飯ご馳走作らなきゃ！！と張り切って、キッチンに行った。





こんなに受け入れられるとは思わなかったなぁ。普通だったら、｢ちょっ、なんで朝に言わなかったの！！」とか｢いきなり過ぎよ！」ってなると思うんだけどなぁ。




｢ねぇねぇ影山くんさ学校あったの？」





お母さんの言葉が気になり、影山くんに問う。





｢あぁ。ある時もない時も公園に行ってる。来なかったら、学校に戻って、授業受ける」





｢...そのうち部活できなくなるよ？」






｢まぁ大丈夫じゃね？」





大丈夫なの？ちょっと以上に不安だ。

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