約200年前漆 ページ10
『この声は
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お母様!』
十「優衣華様のお母上?」
桜「えぇ、優衣華の母の桜と申します。いつも優衣華がお世話になっております。
十六夜様のお話は闘牙王様から聞いています。」
十「お世話だなんて!この犬夜叉の面倒をよく見ていただいていて、
逆にこちらがお世話になっているくらいです」
桜「それなら良かった。娘が迷惑をおかけしていないか心配で」
十「迷惑だなんて思っていませんよ。犬夜叉を共に守っていただいて、心強い限りです」
桜「あの、優衣華と話がしたいので一部屋ほど部屋をお貸ししていただけますか?」
十「でしたら隣の部屋が空いています。どうぞ、お好きにお使いください」
桜「ありがとうございます」
ーーーーー
『お母様、本当に久しぶりですね。数百年間も会っていなかったんですから』
桜「そうですね。最後にあったのは、貴方が幼少の頃でしたもの。
すごく成長しましたね」
『ありがとうございます。ところで今日は何のご用ですか?』
桜「貴方はお父様とお話をしたそうですね。つまり、霊と通信できるようになった」
『えぇ、一応お父様とお話しした後、他の霊とも通信してみたら、確かにできました』
桜「そうでしたか。貴方も頑張っているようですね」
『ありがとうございます』
桜「本題に入りましょう。お父様に聞きましたよね。
生死刀、という刀のこと」
『えぇ、生死刀は、《落命》と《蘇生》という2つの技を使える。
まず、《落命》は1振りでどんな敵でも殺せる技。
そして、《蘇生》は死者を蘇らせることのできる技。
例え、その対象が骨となっていたとしても…そう私は聞きました』
桜「その通りです。そしてその刀がこれです」
『これが!』
そこにあったのは、何とも不思議な気を出している本当に美しい刀だった。
その刀は優美な曲線といい、その輝きといい、この世の物とは思えないほどだった。
『こんなに美しいものだったなんて…お父様からは、
見た目のことは全く聞いていませんでした。
それに、この不思議な気は何です?』
桜「優衣華、貴方にはこの気がわかるのですか?」
『えぇ、これが何かは全くわかりませんが…』
桜「その気を感じ取れるのはこの刀を扱う資格のあるもののみ。
気を感じ取れなけばこの刀を扱うのは不可能だそうです」
『お母様は分かるのですか?』
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ゆい(プロフ) - ありがとうございます!そう言って頂けると励みになります!更新頑張ります! (2018年3月12日 12時) (レス) id: 9d91e4b96d (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いきなり感想失礼します!とても設定など詳しく書かれていてわかりやすいですし、とにかく内容が面白いです!更新楽しみにしています♪ (2018年3月12日 12時) (レス) id: 1aeb82d3f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2017年12月18日 21時