現在拾伍 ページ18
鋼「本当か！」
『まぁ、だいぶ離れちゃってるけど…でもこの姿だと限界がある』
鋼「また見失っちまうのか！」
『この姿なら、ね』
鋼「その姿は妖怪の姿か？」
『そう。奈落の匂いがプンプンするよ。これなら問題ない』
？「おい待てよ鋼牙〜！」
？「もう無理だ〜！」
鋼「銀太、白角オメェらおせぇよ！」
銀「鋼牙が速すぎんだよ！」
白角「ん？お前誰だ？」
鋼「こいつは俺の女だ」
銀、白角「えっ！」
銀「だって鋼牙ってかごめ姐さん一筋だったんじゃ…」
鋼「あれは、その、好きだと思い込んでたみてぇで、
本当は別にそういうんじゃなかったって気づいたんだよ」
『あのさぁ、盛り上がってるとこ悪いんだけど、まだ返事した覚えはないんだけど？』
鋼「そうだったか？だったら、返事は？」
『えっと、その、いい、よ///』
鋼「よっしゃ〜！」
銀、白角「え〜！まさかの恋が実った！」
鋼「照れてる優衣華、すんごい可愛い///」
『変なこと言わないでよ！///』
鋼「変なことじゃねぇだろ。事実だし///」
銀、白角「しかも、なんかすごいいい感じ！？」
鋼「あのなぁ！お前らさっきから叫びまくってうるせぇんだよ！」
『確かに、人間ならこのくらい大丈夫だけど、妖怪の時にこれやられると結構キツイ』
白角「そういえば名前聞いてなかった(ボソッ」
『私は、優衣華よろしく。貴方達は？』
銀「あの声量で聞こえるって、すげぇ耳いいんですね！」
『敬語はいいわよ。それに私は犬妖怪よ？聞こえて当たり前じゃない』
銀、白角「妖怪！？」
『なんでわかんないかな。私今妖怪の姿してるんだけど』
鋼「お前ら妖怪ってことわかんなかったのかよ」
白角「だって、人間っぽかったし」
『あぁ、それなら__________だからよ』
白角「そんなすごい人が鋼牙の女になるなんて、なんか勿体無い」
鋼「おい！白角、お前俺を貶したな！」
白角「え？あっ！いや、そういうわけじゃ、ちょっ！攻撃してくんな！死ぬ！
許してくれ〜！」
鋼「許さねぇ！」
『ハハハ、鋼牙もこんなことで怒るなんて、まだまだ子供ね』
鋼「優衣華、それはねぇだろ！」
『ごめんごめん』
白角「優衣華姐さん！助けてくれ〜！」
『そろそろかわいそうね。鋼牙、やめてあげて』
鋼「だけど…」
『文句があるなら、私が相手するよ？』
鋼「わ、わかったやめる。やめるから勘弁してくれ」
『それならよろしい』
鋼「助かった」
全員−貴「(絶対にこの人を怒らせてはいけない)」
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ゆい(プロフ) - ありがとうございます！そう言って頂けると励みになります！更新頑張ります！ (2018年3月12日 12時) (
レス) id: 9d91e4b96d (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - いきなり感想失礼します！とても設定など詳しく書かれていてわかりやすいですし、とにかく内容が面白いです！更新楽しみにしています♪ (2018年3月12日 12時) (レス) id: 1aeb82d3f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2017年12月18日 21時
