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三人一緒にリビングでいつの間にか眠りについていた私たちは、ジント君が食器を洗う音で目を覚まし、舜太は新幹線の時間がギリギリだと慌てて帰り支度をして、慌ただしく帰っていった。
私とジント君も最寄りの駅まで送りに行ったが、そう言えばその時、舜太は何やら良くわからないことを言っていた。
「気を付けて帰るのよ？それから、プレゼント、ジント君やバンビの分までありがとね」
舜太「うん！それより、Aちゃん年末どうするん？」
「そうね…。ジント君を一人にするわけにもいかないし…」
舜太「ジントさんも来ればええやん」
ジント「うーん…。こんな俺自身も自分が誰で何をしてた人間なのか分からないようなのが行っても…」
舜太「そんなんうちの両親は気にしやんけどなぁ…」
「まぁ、そういうことだから、今年も帰らないかも。二人には謝っといて」
ジント「俺は良いから、Aちゃんは帰ってあげなよ」
「いいよ。別にいつでも帰れるし、ジント君の記憶が戻ったら、一緒に帰ろ？」
ジント「ごめん…。ありがとうAちゃん…」
やがて、駅のホームから電車が発車するアナウンスが流れ始めた。
舜太「あ、やば…。ほな、クリスマスは今日と明日が本番やから、頑張ってや〜！」
「え？頑張るって何を？」
私の質問には答えず、舜太は笑顔で手を振って、そして帰っていった。
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milkssss(プロフ) - ひぃさん» コメントありがとうございます！最後までお付き合いいただけると、嬉しいです！ (2020年2月25日 21時) (
レス) id: 81ca320fbb (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年2月25日 2時) (レス) id: f0de405ab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milkssss | 作成日時：2020年2月19日 15時
