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番外編20 ページ22







―裏口から入ると、私たちは控え室へ向かった。


控え室まではスタッフの人はいなくて、私はセバスチャンとまっすぐ控え室へ向かった。


―ふわっ


あ「ん...?」


気配を感じ、私は後ろを振り返る。


セ「...どうかされましたか?お嬢様。」


あ「いや...誰かいたような...」


ほわん...


あ「ほら、絶対誰かいるよ!!この気配は!!」


セ「そうですか?誰も...あ...」


あ「どうしたの?」


セ「...お嬢様の、すぐ後ろに。」


あ「え...?」


セバスチャンにそう言われ、私は恐る恐る後ろを振り返る。


そこにいたのは...白い霧がかかったような人物が二人。


まさかこれって...


あ「...でたぁぁぁぁ!!!」


私は驚きのあまり、尻もちをつく。


セ「お、お嬢様...しっかりしてください。」


あ「だだだだってセバスチャン!!この人たち幽霊だよ!?どう見ても!?」


セ「...クロードさん、アロイス様。お嬢様がひどく怖がるのでいきなり現れるのはおやめください。」


あ「え、ええ...?幽霊に名前があるの?」


ア「だって〜反応が見たかったからさ〜そこのお嬢さんは反応がよかったけど、まったく...相変わらず君は表情変えないよね。人間になっても...つまんな〜い...」


あ「ゆ、幽霊が喋った...?」


私はセバスチャンに手を借りて恐る恐る立ち上がった。


ていうか、なんでここに幽霊がいるの?





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設定タグ:黒執事 , セバスチャン , 紗也   
作品ジャンル:恋愛
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紗也(#°v°#)(プロフ) - りなりーさん» 最後まで楽しんでいただけたようで嬉しいです!嬉しいコメントも本当にありがとうございます!! (2020年5月9日 0時) (レス) id: 5e05e42aa8 (このIDを非表示/違反報告)
りなりー - 最初から最後まで一気に読みました。とても感動したし、二人には幸せになってほしいと心の底から思いました! (2020年5月3日 22時) (レス) id: 6dff351985 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - aさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございます! (2018年10月8日 9時) (レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - 東雲雅さん» コメントありがとうございます!ここまで長い小説を最後まで読んでいただけて嬉しいです! (2018年10月8日 9時) (レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
a - 初めて1から読ませていだだき今読み終えました。涙が止まらないほど出てきて感動で胸が痛くなりました。読んでいるだけで想像できる物語でした (2017年4月1日 17時) (レス) id: 61b754a24e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗也 | 作成日時:2013年4月20日 16時

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