番外編11 ページ13
・
・
―あ「わ、わあ...」
私はあれから10分くらいかけて、セバスチャンにメイクなどされた。
しかも...なぜ金髪のヴィッグまで?
まるでお人形さんみたい...
私じゃないみたい。
あ「セバスチャン、いきなりどうしたの?こんなに綺麗にメイクなんてして...」
セ「…これからお嬢様にはエミリー・ブライト、という1人の女性として歌手オーディションに出場していただきます。」
あ「…え?」
今、私の聞き間違い?
セバスチャン、歌手オーディションって言ったよね?
あ「セバスチャン...今私の聞き間違いだったかしら?
歌手オーディションって言った?」
セ「ええ、確かにそう言いました。」
あ「…えええ!?!?!?!」
私は驚きで思わず口をぱくぱくする。
あ「ななななななんで私が!?!?!?!それよりセバスチャン勝手に応募したの!?」
セ「…勝手ながら、応募させていただきました。お許しください、お嬢様。」
あ「セバスチャン...どうしていきなり…」
セ「…お嬢様、やはりまだ歌を続けたいのでしょう?」
あ「…」
セ「…私も、お嬢様にはまだ歌を続けていただきたい。
歌を歌ってるお嬢様の笑顔、私はとても好きですから。」
あ「…セバスチャン。」
セバスチャンは、私を真っ直ぐ見つめそっと私の手を握る。
セ「…お嬢様の歌っている姿を、また見たいのです。
歌ってください、お嬢様。」
・
・
175人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗也(#°v°#)(プロフ) - りなりーさん» 最後まで楽しんでいただけたようで嬉しいです!嬉しいコメントも本当にありがとうございます!! (2020年5月9日 0時) (レス) id: 5e05e42aa8 (このIDを非表示/違反報告)
りなりー - 最初から最後まで一気に読みました。とても感動したし、二人には幸せになってほしいと心の底から思いました! (2020年5月3日 22時) (レス) id: 6dff351985 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - aさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございます! (2018年10月8日 9時) (レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(プロフ) - 東雲雅さん» コメントありがとうございます!ここまで長い小説を最後まで読んでいただけて嬉しいです! (2018年10月8日 9時) (レス) id: 05866185b1 (このIDを非表示/違反報告)
a - 初めて1から読ませていだだき今読み終えました。涙が止まらないほど出てきて感動で胸が痛くなりました。読んでいるだけで想像できる物語でした (2017年4月1日 17時) (レス) id: 61b754a24e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紗也 | 作成日時:2013年4月20日 16時