21話 ページ22
・
足元からウゾウゾと触腕が這い上って来て、身体に巻きついてくる
……少しくすぐったい
「ジョー兄さん」
「よォ、アズール。お前海の中なのに元の姿に戻らねェのか？」
「えぇ。……この辺りで蛸の人魚は珍しいですから。
それに、ジョー兄さんだって人の姿のままじゃないですか」
「ほーん。まぁ、それは今まで陸に居たからな」
僕をはさんで普通に会話しないでくれるかな？
もうほとんど視界はジョーの触腕で埋められてるし
『陸に何しに行ってたの？』
「あァ、お前が来る事は分かってたから呼びに言ってたンだよ」
そう言いながら、ジョーは僕を引き寄せて、顔にキスを落とす
呼びに行った？まさか……
ジョーの肩越しに見える世界に、黒い羽根が舞う
「Well,Well,会うのは久しぶりだね、私の駒鳥」
正面から右側にジョーが移動して、左側にマルフィが入れるスペースを作る。
そのスペースにマルフィはすんなり収まり、僕の腰に腕を回した
『本っ当に仲がいいよな、お前ら』
「なんだァ〜？嫉妬かぁ？」
「私とエイトフットは何もないのは知ってるだろ？」
「おいおい、つれないこと言うなよ〜」
「恋愛的面に置いてさ、友よォ〜」
…………
そこ2人で収まってたら良かったのになぁ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 363人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Roka - もう大好きです！ヴィランズ手下とツイステのクロスオーバーにハマった私にとってもう最高の作品です‼︎これからも頑張って下さい！応援してます！ (6月6日 14時) (
レス) @page40 id: 707e1d867d (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 1話から全部読みました！凄く面白いです！ (2023年2月6日 16時) (レス) @page35 id: 5da4b4263e (このIDを非表示/違反報告)
白昼のアマリリス(プロフ) - Lemon!?さん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません！応援ありがとうございます。そう言って貰えると光栄でございます。今後も楽しんで拝読下さいませ！ (2022年12月13日 0時) (レス) id: 37ce6e2ed3 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon!?(プロフ) - 初コメ失礼します！もうほんっとに私の好きなものしか詰まってなくてびっくりしました！こんなに好みドンピシャな小説あるんだ！？って！！ほんっとに冗談抜きで神です！私も書いてみたいんですけど、情報不足なのとと文才がないので…w応援してます！頑張って下さい！ (2022年11月16日 2時) (レス) @page24 id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
白昼のアマリリス(プロフ) - 百華夜さん» ありがとうございます！頑張ります٩( •̀ω•́ )ﻭ (2022年10月30日 7時) (レス) id: 431014ac20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白昼のアマリリス | 作成日時：2022年10月8日 10時
