妖精ギルドの眠り姫

『おかえり』 ページ2

『ふぅ。』

コレでいいかな？後は、村の人達に報酬の500万Jもらって帰るだけ。
……でも、これだけあっても、黄昏の鬼への借金は返せないのよね。

『ふわぁ。……眠い。』

流石に７年も“普通”の生活を送ってたら大変だね。今から寝たら２年は寝れそう←

｢ありがとうございました！なんとお礼をしたらいいのやら！！｣

『いえいえ別にお礼なんて……。では、報酬をもらって帰りますね^^』

｢はい。約束の500万Jです。お帰りの際は気をつけて｣

『ありがとう』

さて、帰るか。また……黄昏の鬼が何かしてないといいな。

ｰｰｰｰｰｰｰ

ギルドの前に着いたのだけど、何故か中が騒がしい。
……まさか！黄昏の鬼が、ウチの連中に何かしたんじゃ？！

ﾊﾞﾀﾝ!!

『マカオさん！大じょu……？！』

嘘……。嘘だよね？

ﾖﾛｯ……

『ミスト……ガン……？』

天狼島組が帰ってきた……？
死んでなかった……？

｢ｺｸﾝ｣

『…………ッ！』

ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯ! ｶﾞﾊﾞｯ!!

『おかえり！ミストガン……！！』

｢あぁ。ただいま……A。｣

嬉しいよ！また……会えた。
生きてた。その事実だけで……嫌な事全てを忘れられるぐらいに嬉しい。

周りにいる人｢｢えぇーーー！！！？？？｣｣←

？この人達誰だろ？(夢主ちゃんは、あまり人前に出ないため、殆どの人を知らない＆知られてない)

？｢誰だコイツ？｣

？｢あああ、あのミストガンさんが喋った！？｣

何か色々言われてるような気がする。

『あ、カナちゃん。ギルさんにホントの事言えた？』

｢おー。久しぶりだねA。……うん。言えたよ。｣

『良かったね^^それよりギルさん。年頃の女の子にベタベタ引っ付いてたら嫌われるよ？』

｢だって嬉しいだもーん！！｣←

ホント久しぶりに見たなー。赤毛君や青髪君。金髪ちゃんやらには会ったことないけど、
カナちゃん達は基本ギルドにいたから知ってる

『改めて……おかえり！マスター！』

｢あっ、ちょっ、マスターは俺だー！！｣←

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