妖精ギルドの眠り姫

『ミストガンとの関係』 ページ5

『私とミストガンの関係？またどーしてそんな事を……』

ﾋﾟﾘｯ!!

ん？何か視線を感じた。
カウンターの方から……？

ｸﾙｯ！

｢……こ･い(口パク｣

……今の今まで二階にいるかと思ってたのだけど・・・？
とりあえず行きますか。

『ごめんねルーシィ。ちょっと呼ばれてるから。』

｢あ！……行っちゃった。結局どーなのよぉ！！｣

後ろからルーシィの声が聞こえたけど無視。
それにしても……私とミストガンの関係かぁ……。普通の恋人なんだけどな。知ってどうするんだろ。

『なーに？ミストガン。』

｢とりあえず二階に｣

『了解』

何か重大な事なのかしら？
それとも下で話しにくいだけ？
どっちかしら……？

ｰｰｰｰｰｰｰ
ルーシィside

｢はぐらかされたぁー！｣

ホント、あのミストガンさんが普通に話してるからどんな関係なんだろ。

｢どうしたんだぁ？ルーシィ。｣

｢んー？あ！そうだ！ナツ！アンタ、ミストガンさんとAがどういう関係か知らない？｣

｢ンなもん知らねぇよ。俺だって今日初めてAにあったんだからよぉ。｣

｢そっかー。残念｣

また今度聞いてみよう。
それにしても皆……。Aと今日会ったばっかなのに、もう昔からいたみたいな雰囲気になってる。
……凄いなぁ。
ハッ！今月の家賃ヤバイんだった！どーしよー。

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