あちらの世界 ページ12
Aside
美月はどうして、生きてるの?
あの時に……
美月「なんで?って聞いてるのに答えないの?」
A「あんたなんて、友達じゃない…。」
美月「ん?今なんて…。」
A「あの時は!私C級隊員で、まだ基地の外では戦ってダメだったの!それを言おうとしたよ!なのに美月は自分の事ばっか進めて!言うタイミングが掴めなかった。」
美月「規則より、命が大事じゃなかったの?」
A「そう思ったよ…でも、あの時の事を思い出して私、戦えなかった。」
美月「あの時って?」
A「え?私、言ったよね?第一次大規模侵攻私はそこで全てを失った!」
美月「あ〜、ごめん忘れてた。」
A「は?なんって…。」
……忘れてた?それでも友達か?私、何回かその事話したのに、なんなの美月。私は雑用なの?
美月「まぁ、いいや。もとからAと友達みたいだったのは、あんたから幸せを奪いたかったから。やっぱり、私の予想通りだったな〜!」
A「なんなのっ!?あんたなんか!友達でもなんでもない!絶好だよ!!」
美月「あー、今絶好しちゃうのー?絶好すると後悔するよー?それでもいいのかなー?」
A「え?」
…何を企んでるの…?何を…。
美月「私はね、Aに裏切られた時、トリオン兵に斬られたよ、それから数分後に誰かが病院へと運んでってくれたのよ。それで私はなんとか一命は取り留めたの。」
A「だからっ、生きてた…。」
美月「当たり前!それで私はずっと!A!あんたの事を憎み続けた!!その結果がこれよ。」
A「!あの時っは、ごめん。謝るからさ、私を玄界に帰して。」
美月「今更許すと思う?許す代わりにと私とAでこれから一緒に暮らそうなんけだけどー。」
A「じゃあ、太刀川さんたちがここにもし来たら、どうするの?」
美月「は?そんなの決まってる。殺す。」
A「美月、本当に変わったね。見損なったよ。」
美月「まぁ、とりあえずこの部屋で大人しくしてよ。いきなり何かしようって事はいくら私でもしないからさ。」
A「……。」
…これは、私のせい。
自分の力で絶対に美月を倒して、玄界に戻る。
助けてじゃない。
待っててだ。
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スコーピオン - 面白いです続き、とても気になります 更新頑張ってください (2019年8月14日 19時) (レス) id: ea89e2c5ba (このIDを非表示/違反報告)
はるるん゜ですぜ!! - 続きが気になって仕方がないwwwまさか!!これで終わりか??気になるw太刀川さんとハッピーENDにして終わらせてほしいです!!【願望】 (2019年1月11日 20時) (レス) id: 375c867290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:松もり! | 作成日時:2018年10月29日 2時