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十九話 ページ19

怪しい。

なんて事はわかりきっている。

この杜王町には、多くのスタンド使いが居るようだし、彼もきっとその類いなのだろう。



だから、使うべきじゃないなんて事はわかってる。


けれど、もし本当に、一目でもあの人に、父さんに会えるというのであれば――――――

そう思ってしまう自分が居ることが、物凄く、物凄く苦しい。





「A」

「……ん?」



思わず間の抜けた返答を返してしまった私に、論文を製作していた承太郎が眉間に深いシワを寄せた



「どうかしたか?顔色が悪い」

「……いや、何ともないよ。
今日は少し夢見が悪かったんでね」



あっさりと嘘をつけば、承太郎は疑うこともなく心配そうに眉を寄せた



「そうか?……何かあったなら言えよ」

「ありがとう。そうさせてもらうよ

で、承太郎、ここ誤字ってる」

「……助かる」




承太郎の論文に添削の線を加えて渡せば、彼は疲れたように髪を乱した



「少し休憩しようか。
珈琲?紅茶?ああ、今日はケーキを買ってきたんだった、一緒に食べよう?」

「……珈琲」

「わかった、淹れてくる」




ふぅ、と深く息を吐いて椅子に深く座り直した承太郎を横目に、私は珈琲を淹れる準備を始めた









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金剛石 - 続き気になると思ったらめっちゃ前の作品かーい^_^ (9月14日 11時) (レス) @page26 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
無益(プロフ) - 続きみたいと思ってきたら7年前の作品かーい^^ (7月24日 23時) (レス) @page26 id: 21d8a5b4ec (このIDを非表示/違反報告)
じゃがりこの虜(プロフ) - 続き見たいと思ったら数年も前の作品かーい^_^ (2022年6月20日 21時) (レス) @page26 id: 9b1b149eae (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - 更新の希望あるかなってコメント見にきたら6年前の作品かーい^_^ (2022年6月5日 22時) (レス) @page26 id: 81e883109e (このIDを非表示/違反報告)
れい - 更新待ってます!! (2021年8月4日 23時) (レス) id: 231e6087c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:東雲出雲 x他3人 | 作成日時:2016年5月6日 22時

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