やさしいおうさま ページ1
昔々のその昔。
あるところに「アズール」という大きな大きな国がありました。
王様はとても優しく綺麗な人でした。
困っている人を見ればどんな人であろうと助け、
困っている国には土地を貸したりしていました。
その国には「差別」がなく、
皆が皆笑いあい助け合い暮らしていました。
しかしある日、
隣国の王が国の土地を寄越せと戦争を始めました。
王様は国民の、
そして敵国の兵であろうと人の流す血は見たくなく、
国の土地を渡し戦争を終わらせました。
国の人は土地が突然へり驚きましたが王様は区画を区切り大国の半分の土地を失ってもしっかり国を納めました。
そして数年たちまた土地を寄越せと言って来ました。
王様はまた国を少しばかり疲弊させながらも無血で戦争を終わらせました。
しかし国の人はあれだけ信用した王様を嫌いました。
かってに自分の土地を減らすなと。
王様は国の人に嫌われようと国を建て直おし続けましたが国は滅びました。
それは王様が「やさしすぎた」から。
この世は正しい事をする人が優しさでかってに滅んでく。
王様は「優しすぎた大罪」により永久の命を与えられ孤独に世界をさ迷い続ける______
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作者名:果薈 藍華 | 作成日時:2017年9月20日 11時