66 貴方side ページ19
太宰「全く……ここ数年で最低の一日だよ」
中也「何で俺がこんな奴と……」
治兄と中也兄は同時にドアノブに触れようとする
中也「俺の隣を歩くんじゃねぇ」
太宰「中也が私の隣に来たんじゃあないか」
私を挟んで喧嘩しないでよ……
中也「いいか?仕事じゃなきゃ一秒で手前を細切れにしてる。
判ったら二
Aは離れるなよ」
太宰「あ、そう。お好きに
何云ってるの?Aちゃんは私のだよ?」
何時から治兄のモノになったの?
中也兄が扉を開けて、治兄は離れてる
中也「太宰、『ペトリュス』って知ってるか」
太宰「目玉が飛び出るほど
中也「手前が組織から消えた夜……俺はあれの八九年ものを開けて祝った。
そのくらい手前にはうんざりしてたんだ」
太宰「それは、おめでとう。
そう云えば、私もあの日、記念に中也の車に爆弾を仕掛けたなぁ」
中也「あれ手前かっ!」
貴方「治兄……」
中也「ああ、気に食わねぇ
太宰の顔も態度も服も全部だ」
太宰「私も中也の全部が嫌いだね
好きなのは中也の靴選びの
中也「あ……?そうか?」
太宰「うん。勿論、嘘
靴も最低だよ」
中也「手ッ前ェ!」
本当にこの2人は仲が良いのか、悪いのか疑う
階段を降りた先には木に拘 束されてる久くん
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作者名:2次元夢小説者 | 作成日時:2020年10月24日 7時