128 車内 ページ23
翌日に朧と妙はA、琥珀、珊瑚を車に乗せて、祖父母の家に向かっていた
Aは駄々を捏ねずに、車内から窓の外の風景をただ見ていた
琥珀や珊瑚は犬になりAの膝に頭を預けてる
時折、左右の手に頭を擦り付けてAが2匹の頭を撫でる
そうしている内に祖父母の家に着いた
貴方「……うん」
貴方「よしだAで3歳です。これからよろしくお願いします」
祖母「ちゃんと挨拶出来るんだね
この子を預かればいいんでしょ?」
妙「はい。この2匹の犬はAに凄い懐いているので室内飼育でお願いします」
祖母「あぁ
所で時間は大丈夫なのかい?」
朧「はい、直ぐに向かうので
Aの事をよろしくお願いします」
祖母「任せな」
Aと琥珀、珊瑚は車が見えなくなるまで見ていた
すると、祖母の態度が豹変した
祖母「何時まで見てるんだよ!!」
貴方「ごめんなさい」
祖母「さっさとしろ!!ノロマ!!」
貴方「ごめんなさい」
日に日にAへの扱いが酷くなっていく