127 判断 ページ22
女性からの暴 力や暴 言を我慢し続けて2ヶ月経った或る日
珊瑚「妙たちとは離れて暮らす訳!?」
琥珀「Aの事良く考えたら?」
朧「考えてるよ!?」
珊瑚「妙たちは賛成してる訳?」
朧「してない……」
珊瑚「妙たちの方が正しいと思うよ?」
朧「俺が説得力するから」
琥珀「何で離れる必要があるの?」
朧「……危険な仕事でAを巻き込みたくないからな。
話は終わりだ」
珊瑚「何処に行くの?」
朧「仕事だ」
そう云って朧は何処かへ行った
また、3人だけになると
琥珀「Aも反対……出来ないか……」
貴方「Aがわがままになったらおにいちゃんたちがあぶない」
珊瑚「大丈夫。あの人たちはそう簡単に殺られないから」
貴方「けどっ!
おとうさんとおかあさんみたいになってほしくないのっ!!
いなくなってほしくないから……Aががまんすればいいだけだから」
珊瑚「私と琥珀はどんな事があっても味方だから……絶対に裏切らないからね」
琥珀「そうだよ!大丈夫、Aの事は必ず守るし怪我をしても綺麗に治すからね」
この日の夜
姉の妙たちも結局賛成してAは祖父母の家に行くようになった
然し、この時
余計にAを追い詰める選択になるとは誰一人思ってもいなかった