不規則な日常を____【iris】

30　〃　 ページ37

「どしたん。いじめ？」


足元に転がる割れたキーホルダーをみて兄が問いてきた。

助けてもらった嬉しさと、ショックと、痛さが相まって立てない私に手を伸ばす兄。


「ほら、立てるか？」

『ぁりがと、ｯぅ、』

「ほーら泣かんでええって、俺が先生に言っといたるから。」


違う、そうじゃない。


「、、ぁあ、これ、？ええって。見んでええよこんなん。

　も〜ほら泣くなってA〜、、。」


そう言い着ていたジャージを脱いで私に被せてきた兄。

それでも私がぐずるから上からぎゅーってしてくれた。


兄の匂いに安心し、こちらも抱き返す。



高校生にもなって恥ずかしい。

そんな事は微塵も感じなかった。

今は甘えていたい、その感情でいっぱいだった。




「大丈夫。お兄ちゃんがついとるからな。」












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しょーさん連チャンでごめんなさい！

リクエスありがとうございますっ

なにか有りましたらコメントで、、！




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