29* 移しちゃえ。【紫】 ﾘｸ* ページ34
部屋に広がる朝の陽光で目が覚めた。
横ではまだすーすーと寝息を立てているAの姿が。
かわええなぁ、と独りで呟いて頭を撫でる。
大体Aより俺のほうが先に起きることが多いから。
そして最早日課になっているAのなでなでを終えてベッドから立とうとした時に、
いつもより重い体と頭、其れにより覚束ない自身の体。
ぽすっ、と再びベッドに座り込んでしまった。
「、、どした、？」
ベッドの振動で起きたのかAが目をこすり問いてきた。
『あっ、ごめんな、何もあらへんよ、』
起こしちゃったな、と頭を撫で寝かしつけようとする僕。
それと反対に はっ、という顔をして飛び起きるA。
僕のおでこに手を添え凄い顔をし、
「寝なきゃいけないのどっち、？寝て、」
『いや、別に大丈夫やってこれくらい、』
「ほんとだめ、良くない、」
少しキレ気味に言われれたものだから、ぐ、、と言葉が詰まってしまって仕方なくベッドに入った。
' ちょっと待ってて ' そう言い部屋を出ていくA。
暇だぁ、、なんて思い壁を見つめる。
数分後、着替えて髪を軽く結んだAが顔を出した。
「色々買ってくるけど、なんか欲しいものある？」
『、、ここに居てほしいかなぁ。』
「買ってきたらすぐ戻るから、」
むすっ、とした顔でそう言ってみても無駄でした。
まぁ、移しちゃうのも良くないしなぁ、
『、、食べやすいもの欲しい、』
正直言ってかなり体だるかったし。食欲あんまないしなぁ、、
〰〰
気付いたら寝てたみたいで、最後に時計を見た時間から2時間くらい過ぎていた。
寝室の扉を開けリビングに顔を出せばキッチンで色々しているA。
ふら〜とキッチンに向かうと、僕に気づいて顔を上げた彼女。
「あれ、起きたの？おはよ。」
『ん〜、、何してるん、？』
バッグハグの形で手元を覗き込む。
「お粥作ったり〜、色々！もうすぐ出来るからちょっと待ってて？」
『、、、凄い頭痛い、』
そのまま肩に顔を埋め言うと 心配そうな声色に変わる彼女。
「動きにくいぃwもうすぐで出来るからリビングで待ってて、？」
『ん、はぁい、』
少しして運ばれてきたほかほかの卵がゆと、食べやすくしたリンゴ含むフルーツ。
スプーンですくいながらもきゅもきゅしてると、「ちょっといい？」と前髪をどかして冷えピタを貼ってくれたA。
優しいですね可愛い、。
って誰目線だよ俺、、
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ゆい - *祐霧*さん» 返信遅くなって申し訳ありません、、、全然遅れて大丈夫です！！ありがとうございます！！！ (2022年11月16日 20時) (
レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - *祐霧*さん» ありがと〜 (2022年11月14日 19時) (レス) id: 57f06ddef8 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - ゆいさん» 了解です！少々更新遅れるかもしれませんがご了承ください、、！ (2022年11月14日 19時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 初コメ、リクエスト失礼します！夢主が女の子の日になって桃くんが看病する、みたいなお話がみたいです！！！ (2022年11月14日 19時) (レス) id: 0c1f53aba3 (このIDを非表示/違反報告)
*祐霧*(プロフ) - るり(もしよかったら小説見てください)さん» 大丈夫です！めっちゃ理解しました！← 書かせていただきますね！ (2022年11月14日 0時) (レス) id: 2e501a64fc (このIDを非表示/違反報告)
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