『カゲプロ』「血、頂戴？」カノ「僕、そろそろ貧血になりそう」

私の秘密が知りたい？2 ページ3

あれから随分経ったようだ。
何かに夢中になってやってるとどうにも時間を忘れてしまう。
ま、そんな愚かなこと考える程惨めじゃないけど。

「凛音さん、そろそろ上がる時間すよ」
「あれ？もうそんな時間？」

やった！やりー！
帰り自宅をしながらセトはてんちょーに挨拶してた。
扉の方に進むとてんちょーも挨拶してくれる。

「ありがとうございました！」
「お礼を言うのはこっちだよ。いつもありがとねーまた、遊びにおいで」
「はい！お先に失礼します」
「失礼します」

外に出ると、星が降ってきそうな程、星で空が埋まっていた。

と、言うことで

「セト！」
お待ちかねtimeだ！
「帰ってからっすよ」
「チェー」

うー早く着かないかなー
やっぱり歩いて帰ると、それなりの時間がかかる。

そこで気になってたことを聞いてみた。

「セトはさ、なんで私のことをさん付けで呼ぶの？ほら、敬語って敬う語って書くじゃない？私、敬われること一回もやって無いよ？」

普通の会話なら皆と同じ様に接してくれてるけど・・・ほら、＿ちゃんとかだったら親しい仲にも使ったりするじゃない？けど＿さんってちょっと違うよね？

「え？うーん・・・なんでっすかねー・・・？」
そんな質問に質問で返されてしまった。

「うーん、こっちが聞きたいなー。確かにマリーよりは年上だけど」

私の秘密3 マリーより年上
もういくつか忘れちゃったけどざっと数えて250くらい？ま、吸血鬼で言ったらの年齢だから人間だったらセト達と変わらないくらいのはず。
吸血鬼による。

「親しき中にも・・・」
「ん？どうかしたっすか？」
「この匂いは・・・ま、まさか・・・」
「まさか？」
「うー気持ち悪くなってきた・・・これ絶対大蒜の匂い・・・」

私の秘密4 大蒜が大の苦手。
匂いがするだけで気持ち悪くなってくる。
吸血鬼共通

そのまま、リバースしたくなるのを必死に堪えて帰った。

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