桜が16輪 ページ20
貴「沖田さんっ！！」
私は、姉さんの元を離れ
彼の元に走って行く
沖田「いいのか…？
お前は……「わたしはっ！」」
沖田さんの言葉を遮り、言葉を連ねていく
貴「私は沖田さんに着いていきます
そう、決めたんです！！」
驚いていたが、すぐにいつもの様に
ニヤリと笑う
沖田「真選組は敵も多い
しかも、俺の女ときた
狙われますぜ？」
貴「私は夜兎族ですよ？
そんじょそこらの刀をぶら下げただけの
侍ごときに殺られるような玉じゃ
ありません
地獄の底まで着いていきます」
沖田「言うじゃねえか
流石、俺の女だ」
私達は笑いあった
これからは、この人についていこう
どんな事があっても
この人を信じ抜こう
そう心に誓った
土方「ったく………おい近藤さん
総悟の奴勝手に決めやがって…
……ってオイ！！何で泣いてんだ！！
あんたは！！」
近藤「グスッ……やっと総悟も心に
決めた人が出来たんだ
俺はなぁ！！全力であの二人
を応援するぞ！！」
何やら言い合っている二人を遠目に見ている私はふと思った
あれ？
真選組って……
男性だらけなんだよね？
いいのかなあ……私がいても……
まあ、そこは近藤さんが何とかしてくれたみたいで
私は1番隊体調沖田総悟の側近
そして、沖田さんの恋人として
真選組に入ったのだった
けれど、これは私達の出会いの物語
序章にしかすぎない
本章はこれから始まる
次の章の予告
貴「さて！！始まりました！！
真選組LIFE！！」
沖田「おい、神夜
ヤルぞ」
貴「嫌です」
沖田「俺の女だろうが」
貴「でも、嫌です」
ハチャメチャな新たな生活！！
何か、アンパンが飛んできたりもするらしい！？
……と、いうのは本当だけど、本命はこっち！
私のお母さん譲りのこの赤い髪の毛
ある日、耳にする
同じ髪を持った女がいると
そうして、私は江戸を探していく
「裏切り者！！
何で………何で私達を見捨てたアルか！！」
貴「………」
誤解のせいで、私達は離れてしまう
次回
泡の章
お楽しみにっ！！
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作者名：花みたいに | 作成日時：2019年5月18日 16時
