ポメラニアン ページ10
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sya「もしかして、そんなことも出来ないの〜!?」
そう私を煽るシャオロン。
別に運動出来なくたっていいだろう。
私は軍にも入らない一般人だ。
「ええやんか、運動出来んくらい。
その分勉強頑張ったんやしさぁ」
そうクッキーを食べる。
sya「そんな甘いもんばっか食ってたら太るぞ」
「...うるさい」
彼を睨む。
別に太ったら痩せればいいだけじゃないか。
あぁもう、面倒くさい。
sya「うるさいてなんや、俺はシッマよりマシやろ」
「そのまんまの意味。
正直シッマの方が聞き分けええやん」
そう言うと、彼は眉間に皺を寄せる。
自分以外の男の名前が嫌なのだろう。
特に、クリスマスという特別な日に言われるのは。
sya「はぁ?
なんでなん。
あいつより俺の方がええって嘘でも言ってや」
「はいはい、シャオロンはいい子だね」
頭を撫でてやると、気持ちよさそうに目を細めた。
sya「せやろ?
せやから________一日中構ってや。」
クリスマスやろ?と都合のいい言葉を言う。
...まぁ普段会えてないし、いいかとため息をついた。
「ええよ、今日は特別な。
ほなおいでや」
ギュッ、と抱きしめる。
sya「メリークリスマス。好きやでA」
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