復讐鬼 ページ4
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「らんらん、ごめん」
ht「......今年は一緒にいてくれるって言った」
プクッと頬を膨らませて怒る。
「ごめんね、急に外交が...。
これからも仲良くしていきたい国だから、」
そう続けようとした。
しかし彼が言った。
ht「なんでよりによってマンちゃんとなの?」
「そ、それは先輩だから」
ht「マンちゃんいるんだったら一人でいいじゃん」
どうしても彼は私に行って欲しくないらしい。
駄々をこねるように私の腕を掴む。
ht「お願い。」
「うっ......。
そ、その代わりこれから仕事入れるよ!!」
ht「......?」
「折角戦えるんだったら、護衛ぐらいして」
護衛の方と代わってもらうように言わなきゃ。
全く、普段は大人しくてカッコイイのにどうして時々我儘なのか。
...まぁ、それも可愛いんだけど。
護衛の方に相談をして了承を貰い、馬車に乗り込む。
os「いいカップルめぅね!
A、今度話聞かせてな!」
と言って気を遣ってくれたのか、別の馬車に乗った。
「......後でオスマンさんにお礼言わなきゃ」
ポツリとそう呟く。
ht「俺のAを取ったのが悪い」
「...はぁ。
メリークリスマス」
ht「ん、メリークリスマス。
来年こそは一緒に居ようね」
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