ねぇ、お願い。【文スト】

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芥川「行くぞ」

『ふぁーい』

芥川「何を話していた？」

『んー...？

あぁ、未来の話』

芥川「...？」

『ねぇ、なんで此処に来たの？』

芥川「任務で通りかかった」



『ねぇ、それだけじゃないよね。

この盗聴機が、壊されたからでしょ』

芥川「！！」



『前に夜乗り込んだときだよね

広津さん辺りが入れた。

違うの？』


芥川「そこまで気づいてて、何故暫く壊さなかった」

『え？だって、そりゃあ...

夜桜アジトにフィッツジェラルドが来たことを聞かれかなきゃいけなかったから』

芥川「？」

『いざとなったとき、絶対ポートマフィアは敵だろうが味方だろうが来る』

芥川「......あぁ」

『敵だろうが味方だろうが、ポートマフィアには来てもらわなきゃいけないんだ』

芥川「何故だ」

『それを聞くのが最善？

今ここで答えを聞くのがいい未来？』

芥川「ｯ」



『常に最善を考えるの

常に未来を考えるの

常に前を見なきゃいけないの

常に先読みしなきゃいけないの

常に予測ロボットに成りきるの』

芥川「！！」



“どう動いたら笑われる”か

“どう笑ったら気持ち悪がられる”か

“どう呼吸すればいい”のか

いつも未来を考えて生きてきた


どうすれば、自分に被害が及ばないか


どうすれば、普通に笑えるようになるのか



答えを出す前に、トリップしたけど...

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